「ブッケン」を見に行った。水道橋徒歩2分、3部屋分ぶち抜き85平米の物件。古いビルで雰囲気は満天。駅からも近いし都心だ。天井も高い。
もうギャラリーをやってください、と言わんばかりの物件だ。見に行って頭がボーッとなった。しかしいかんせん家賃が高い。なんとかならんか交渉したいがもう一組借りたい人がいるらしく値段の交渉は難しいという。
どうにか工面できないか、ない頭と懐で考える。よしんば借りられたとして続けていけるのか?問題はたくさんあるがブッケンは待ってはくれない。う〜む。
帰りがけIPPFにいってみる。盛況な人出だった。入り口近くにはデジタル系の会社が大きくブースを構え、アナログ系は端の方にひっそり。
フリーカメラマンの同級生に会った。彼はデジタル化を進めているらしく、データをCMYKにまで分解して納品していると言っていた。「今回面白い物は?」と聞いたら「リーフの新製品で決まり!悩む余地はないよ」と言い切った。
「リーフってハッセルにつける450万円のデジパック?」「ああ、300万円のやつでも大丈夫だよ」
300万円と言ってもねえ。2年で元が取れるというがどうやって取ったらいいんだ?彼にD60を使っていると言ったら顔をしかめられてしまった。最低でも1DMark2でないとダメらしい。
クラクラしながらブースを渡り歩く。1DMark2も触ってみた。立派の一言。10Dの色とどう違うのか?と質問したら「色に変わりはありません」と言うことだ。だったら10Dでいいかと思ってしまう。
各所でサンプル品やらなんやらもらって帰る。年を追うごとに「デジタルショー」といいたくなるいPPFだ。