豚肉のから揚げ。枝豆ととうもろこしの和え物。ビール

今日撮影した家は、はじめ見たときに家としてのありかたを拒否しているように感じた。

まず外観はキューブ状でどこにも窓がない。玄関とおぼしきところも見当たらない。ただの箱にシャッターがついているだけで2階部分もない。

ところがいざシャッターを開けると、中は鉄筋とガラス張りの空間が広がっていた。木は一切、どこにも使っていなくて真っ白な床と壁。窓がなくて暗いだろうと想像していた室内は、光が満ち溢れている。キッチンも寝室も、バスルームまで丸見え。パーテーションなどでいっさい区切られていない。室内の床面積はさほどないはずなのに、開放感が感じられる。シャッターを閉じるとここは日本?と首をかしげてしまいそうだ。

玄関がないのは持ち主が車椅子生活のため。段差がないからそのまま外から入ってこられる。夫婦とネコだけの生活だから仕切りも必要ない。仕切りがないから車椅子での移動が楽。機能とデザインが合致した楽しい家だった。

暗室の隣に借りた新しい部屋用に、天井の電気や椅子を買うため新宿高島屋東急ハンズに行く。ところが品数が少なくこれぞと言うものがない。ただのボール電球だけ買って、とりあえずそれを使うことにする。自宅からは使っていなかったテーブルを運びいれて、椅子を一つ置く。

元アシWが貸していたバック布を戻しにやってきた。隣の部屋を見せておどろかす。「ワークショップをやる」といったら疑わしそうな目つきでこちらを見る。「何を教えるんですか?」と聞くから「お前に教えたことだよ。もっともお前にはこちらがお金を払って教えたけどな」

ようやく確定申告の還付金振込通知書が届いた。やれやれ。期限内の申告だったというのに遅すぎる。還付加算金というのがちょっとだけ付いていた。