花山椒と塩卵のタンメン

Vivitar(ヴィヴィター)という中国製のカメラがワークショップ内で流行っている。

絞りf8シャッタースピード100分の1秒に固定され、ピントも固定焦点になっている。レンズ付きフィルム(写るんです)のフィルムが取り換えられるバージョンのような極めてチープなカメラだ。これに22ミリワイドレンズが付いているのがそそられる。

それだけではなくてプラスティックレンズが派手なゴーストやフレアーを起こすため世界中に隠れた愛好家がいるらしい。フリッカーでも検索すると写真がザクザク出てくる。

どこで買えるかというと、一番手っ取り早いのがヤフオク。3000円ちょっとで手に入る。でも中身はどうみても100円ショップで売っていそうなくらいチープ。実際よく壊れる。だいたいフィルムを入れるために裏ぶたをあけるのが一苦労するくらい作りは悪い。

でも露出もピントも合わせなくていいと思うと自由になれる。軽すぎて不安になるくらいのカメラだからポケットに入れていても苦痛にはならない。

何はともあれフィルムを詰めて撮影してみた。仕事で日本テレビに行った際にエレベーターから撮ってみた。ここからの風景が好きなのだ。

1本撮ってステーション55に出す。プリントはしてもらわずCDに焼いてもらった。
http://blog.livedoor.jp/gallery2c/

フィルムは事務所に大量に転がっているフジカラー400期限切れもの。

なかなか良く写っている。派手なゴーストの写真は次回アップ予定。

そろそろ確定申告の時期になってきた。いったいいくら稼いだのか計算してみた。昨年は忙しかったとはいえ、あちこち出歩いていて収入はさほどではないと思っていた。実際赤字のようなものだ。

しかし計算上は「こんなにもらった覚えはない!」と憤慨しそうな金額だった。まったくそれが残っていない。どういうわけだ。

妻は「あなた、どっかに隠してない?」と疑いのまなざしを向ける。

ない!どこにもない!今年の税金、保険料を考えるとめまいがする。

思えば東京に出てきてお金の心配をしなくてよかったのはサラリーマンだった3年間だけ。

今年はちゃんと働かなくてはならない。

毎年そうだけど。