お昼、アリガットの編集長と、編集部の１階にあるレストラン「マッシュルーム」で会食。西恵比寿にある。フレンチなので2時間くらいかけてゆっくり食べた。うまいものがあると話もはずむ。店名にあるように「きのこ」の料理がおいしい。お店の子のサービスも、とても気持ちがいい。星、みっつです！
その後昨日までの写真の納品を済ませ、夕方暗室でアシスタント希望者と会う。作品を見せてもらった中に、道行く人を呼びとめ普通の顔と、笑っている顔を撮らせてもらうシリーズがあった。特に新宿で撮ったものは、年齢性別がバラエティに富んでいて面白い。誰でも考えそうなテーマだけど、面倒くさくてそんなこと誰もやらないだろう。
顔はやっぱり面白い。横にむっつりした顔が並んでいるから笑顔がよけい際立って見えた。いいシリーズだと思う。DTPの経験もあるということだったから、それをプリンターで出力して、私家版の写真集を作ることを勧めた。
クリアファイル越しに見る写真は魅力が半分くらいになってしまう。一つのテーマがまとまったら、本にしてみるのがいいと思う。今はコンピューターとプリンターがあれば誰でも簡単に本ができるのだから。
アシスタントの件は年齢が33歳ということと、一人暮らし、それに経験がもうあって覚えることも少ないだろうから残念ながらお願いしなかった。どうしても人が足りない時にはお願いする、という虫のいい話しをして別れた。
写真を見て話しをするのは時間を忘れるくらい楽しい。アシスタントをしろとは言わないから写真を見せたいという人はいつでもどうぞ。
なかなか次のアシスタントが見つからない。日芸写真学科の掲示板にも張り出してあるのになんの音沙汰もない。誰かいい人いないかな。
