膝から腰へ

朝=金目鯛の干物、肉どうふ、味噌汁、白米/夜=鶏ハツのトマト野菜煮、鎌倉野菜のサラダ、うどん

膝が治ったと思ったら、腰にきた。軽めのぎっくり腰みたい。もうストレスはないはずだけどなぁ。先週土曜日に聞きに行った、東京都写真美術館のトークイベントがすごかった。深瀬昌久アーカイブスのトモコズガさんが2時間たっぷり語ってくれたのだが、最初から最後まで全く飽きなかった。というか前のめりになって聞いていた。多くの知り合いが来ていたが、全員そのパフォーマンスに驚いていた。もったいないのでアーカイブとして残してほしい。

最近はハッセルブラッドX1D2に古いレンズをつけてを持ち出していたが、腰が痛いので昨日はGR3Xにした。Instagramをずっと放置していたのでちょっとづつアップしてる。FacebookとTwitterとInstagramがあって、その上Youtubeだから、どれだけSNS好きなんだよって感じだ。さっき見たらTwitterとInstagramの数が登録者が全く同じになっていた。

<2022年3月5日の日記から>

確定申告の時期。机の向かい側で妻が電卓を叩いている。突然「1月の経費が凄いことになってるー」と悲鳴を上げていた。何に使ったんだ? 洗い出してみると様々なサブスクに加入しているのがわかる。Amazon Prime、Hulu,Netflix、NHKオンデマンド、ZOOM、BOX、Apple、Rakuten、Ymobike、そしてAdobe。Adobe税とはよく言ったもので、毎月毎月上納して10年以上になるんじゃないか。ちなみに動画編集ソフトはAdobe Ptimiaではなくてダヴィンチ。慣れてしまったのでもう変えることができない。前回の2B Channelライブでハッセルとライカの話をしたのだが、そのコメントで「現像はLightroomではダメで、きちんとハッセル専用ソフトでやらないと意味がない」とあったので、試しにAdobeのLightroomとハッセルのPhocusという専用ソフトではどのくらい差が出るかやってみた。なるほど、確かに違いは出る。ただ、周辺光量補正が働くくらいでそんなには変わらない気がする。ただし、空のマゼンダかぶりだけは軽減されていた。ほんのちょっとだけど。確かに以前は、Lightroomで現像すると明らかに専用ソフトで現像した時と差が出ていたが、最近ではかなり精度が上がってきて、その差が詰まっているのではないかと思う。そうなるとLight roomの方が断然使いやすい。慣れているせいもあるけど、大体カメラメーカーの専用ソフトはインターフェースがひどい。CaptureOneという現像ソフトは、カメラを繋いで撮影するときに便利なので、スタジオカメラマンには人気だけど、あれも結構クセが強い。結局これからもAdobeを使うことになりそうだ。

 <2004年3月5日の日記から>

「ブッケン」を見に行った。水道橋徒歩2分、3部屋分ぶち抜き85平米。古いビルで雰囲気は満天。駅からも近いし都心だ。天井も高い。もうギャラリーをやってください、と言わんばかりの物件だ。見に行って頭がボーッとなった。しかしいかんせん家賃が高い。なんとかならんか交渉したいがもう一組借りたい人がいるらしく値段の交渉は難しいという。どうにか工面できないか、ない頭と懐で考える。よしんば借りられたとして続けていけるのか? 問題はたくさんあるが“ブッケン”は待ってはくれない。う~む。帰りがけIPPF(プロ機材ショー)にいってみる。盛況な人出だった。入り口近くにはデジタル系の会社が大きくブースを構え、アナログ系は端の方にひっそり。フリーカメラマンの同級生に会った。彼はデジタル化を進めているらしく、データをCMYKにまで分解して納品していると言っていた。「今回面白い物は?」と聞いたら「リーフの新製品で決まり! 悩む余地はないよ」と言い切った。「リーフってハッセルにつける450万円のデジパック?」「ああ、300万円のやつでも大丈夫だよ」。300万円と言ってもねえ。2年で元が取れるというが、どうやって取ったらいいんだ? 彼にD60を使っていると言ったら顔をしかめられてしまった。最低でも1DMark2でないとダメらしい。クラクラしながらブースを渡り歩く。1DMark2も触ってみた。立派の一言。10Dの色とどう違うのか? と質問したら「色に変わりはありません」と言うことだ。だったら10Dでいいかと思ってしまう。各所でサンプル品やらなんやらもらって帰る。年を追うごとに「デジタル機材ショー」といいたくなるいPPFだ。