「写真学生」がやって来た

朝=焼きベーグル、スクランブルエッグ、ソーセージとアスパラ炒め/夜=生姜焼き、晩柑とチーズのサラダ、厚揚げとズッキーニの出汁煮、豆腐のお汁

Youtubeをやっているある写真家から連絡があって、初めてお会いした。思ったより背の高い方だった。一緒に何かやりたいと言ってもらえたので、手始めに来週生配信をすることにした。本番があるので今日はあまり突っ込んだ話はしなかった。2B Channnelをやっていなかったら、接点がなかった写真家と話ができる。時代だなぁと思う。そこに企業やメディアが絡まないのだから。7月7日木曜日の予定。詳細が決まったらお知らせします。

暗室に寄って乾燥済みのプリントを回収。期限切れの印画紙だけど、いい感じに仕上がっている。これはちょっと楽しくなってきた。手持ちのエイトバイテンカメラを、夜に持ち出して撮影してみたい。夜、2B Channnelに登場する「写真学生」が、プリントのフラットニングにやって来たので、家で一緒にご飯を食べる。相変わらずのようだが、元気そうだった。来月、大学での卒業制作の審査があるそうなので、その話をまた2B Channnelで話してもらおうと思う。4回ほど出てもらっているので、写真学生ファンという存在が少なからずいる。

 

<2007年6月29日の日記から>

米沢から笹巻きが送られてきた。初夏だ。さて、アルルに行く日が近づいたが、相変わらずバタバタ。手ぬぐい、写真集ときて、今日は『旅するカメラ3』の見本刷りが20冊届いた。パラパラめくってみてみる。写真の印刷も大丈夫そうだ。今回の『旅するカメラ3』は本当に大変だった。最後の最後まで差し替えをして作り上げたので感慨もひとしお。『traverse』は7月6日、『旅するカメラ3』は7月10日全国一斉発売です。冬青ギャラリーへ展示写真の確認へ。マットと額の具合を確かめる。ガラスは入れたくなかったが、今回はニュープリントではなく、撮影当事のプリントが多く含まれるため、ギャラリー側からガラスを入れるようにお願いされた。購入してもらった写真は、ガラス入りの額に入るわけだからと納得した。展示の写真は、いまではなくなってしまった。エクタルアペーパーのものも多く含まれる。展示品以外でも注文があれば写真集の中のイメージを新たにプリント。

冬青を後にして中野の「フジヤカメラ」へ。注文しておいたオリンパスE-510が届いたと連絡があったのだ。アルルに何のカメラを持っていこうかと思っていたときに、オリンパスE-410が目に付いた。カメラ屋で繰り返し流れている宮崎あおいのCMに持ってかれたのだ。410にしようかと思ったら510もすぐに出るという。どっちにしようか悩んだあげく、アルルには510を持っていくことにした。なぜデジカメなのかといえば、今回のアルル行きは、アルルで写真を撮ってくるのが目的ではなく、アルルフォトフェスティバルがどんなものか見てくるため。そしてトークショーや媒体でそのことを伝えるつもりだ。それならデジタルカメラのほうがいいと判断した。で、どうせ持っていくなら新しいのがいいに決まってる。デジカメは最新のものが最良なのだ。色々他にも買うものがあったのだが、E-510の箱を受け取ると一目散にバスに乗って帰った。バスの中で我慢しきれす箱を開ける。久しぶりに新品のカメラだ。でも昔のカメラみたいに、あの独特のカメラのにおいってなくなったよなあ。残念。