ピントグラスに映る世界は現実より美しい

朝 大豆シリアルヨーグルト

昼 豆のトマト煮ご飯

夜 粗食(野沢菜茶漬けにカレーとチーズをトッピング)

 

久しぶりに、かなり久しぶりにエイトバイテンカメラで撮影。毎年7月に『東京エイトバイテン連合組合』のグループ展が開かれていて、僕も数年前から参加している。

毎年新作を出すつもりでいるのだが、なかなか撮影が出来なくて、旧作を出すこともある。

今年は新作を撮るべくい「イルフォードHP5」という感度400のフィルムを購入。コダックのトライXは10枚入りだが、HP5は25枚入りで比較的リーズナブル。フィルム1枚あたりの単価が600円くらい。

ここまで書いて、そういえば今、コダックの「エイトバイテンフィルム」っていくらなんだろうと、ヨドバシカメラドットコムを見てみたらなんと販売終了していた。代替え品も見当たらず。コダック自身が大判フィルム事業から撤退したのか、ヨドバシが取り扱いをやめたのかは不明。

 

「エイトバイテンフィルム」とは、文字通り8インチx10インチのサイズのフィルムのことで、B5版サイズとだいたい同じくらいの大きさがある。

デジタルカメラだと「フルサイズ」がセンサーサイズの基本みたいな言い方をされるが、「エイトバイテン」は「フルサイズ」の40倍近くの大きさ(笑)

得られる情報量は凄まじいが、大きすぎて扱いは厄介。手持ち撮影はあり得ず、三脚を使用する必要がある。その三脚も頑丈で重いものでないといけない。だから撮影するとなると、かなり気合を要する。

 

仕上がりだけでいえばデジタルカメラで十分なクオリティを得られるが、「エイトバイテン」での撮影は仕事じゃないから。わざわざ面倒くさいことをやるのが楽しい。

昨日は10枚撮影。現像するまで結果はわからない。フィルム撮影は、撮影、フィルム現像、プリントと、楽しみが何度もある。