母校で講義

朝 お茶漬け、味噌人参

昼 江古田「キッチンおばちゃん」でオムカレー

夜 和風野菜スープ

母校、日大芸術学部写真学科で90分の講義。大学の出入り口がコロナ対策のために物々しい。以前は誰でも入れるような感じだったが、今はセキュリティがかなり厳重になっている。当たり前か。講義と言ってもzoomなので家からやっても同じなのだが、これまたいろいろなセキュリティがあるみたいで、大学での配信となった。配信で使っている機材は「ゴミ箱」Macで、モニターはフードのついたEIZOのもの。カメラとマイクは外付けのwebカメラだった。照明はなし。2B Channnelの方が立派(笑)

70人以上が視聴していたそうだが、まったく実感なし。やるなら対面がいいなと思うのだが、現在実習以外のカリキュラムはzoomが基本だそうだ。サークル活動も中止だし、大学に行く機会はかなり少ないようだ。

さて、今回の内容だが「現代写真について」話してきた。80分講義して10分間の質疑応答。質問がバンバン飛び交うようなことはなく、シーンとしているので「良い質問者になれると社会に出た時に役に立つよ」と、その方法をちょっとだけ伝授した。すると質問が二つやってきた。こういうところで反応できるかできないかは社会に出た時に大きな差になるはず。来年も前期後期で講義をしてほしいということなので、江古田に行く機会が出来そうだ。

お昼は江古田に住む大学時代のクラブの先輩と食べた。先輩はずーっと先輩なので奢ってもらえた。なんだかすごく嬉しい。僕にとっての大学はクラブの部室だった。

<2015年12月23日の日記から>

外より寒い家の中。

年末だ。27日まで仕事があって、28日に暗室と2Bの大掃除。29日は家の大掃除で、妻の実家に顔だして。今年は忙しかったわけではないが、バタバタしていた。腰を落ちつけてというより、目の前の課題をクリアして、新しいこともちょっと始めたり。ということで今年の忘備録。

<1月 >写真展で一年が始まった。冬青で「prana」、ウィリアムモリスで「犬をつなげ」。
<2月 >冬青で販売したプリントを仕上げる。過去最高の売り上げだったからプリントも大変。
<3月 >「アートブックフェア香港」に参加。「prana」と「da.gasita」を販売。英語でのセールストークが功を奏し、ほぼ完売。
<4月 >写真を撮るために1週間米沢に帰るが、ほとんど撮れず。
<5月 >エプサイトでの展示のため毎日プリント。家中が用紙で溢れる。渋谷ルデコでワークショップ2Bグループ展。
<6月 >新宿エプサイトで写真展「traverse1990-2015」これまでの25年分を109枚の写真で構成。準備に丸々3ヶ月かけた。
<7月 >8年ぶりにアルルへ。暑かった。スティーブン・ショア最高。マイショアブーム。パリで腰を壊す。
<8月 >お盆に米沢。屋久島フォトフェスティバルの打ち合わせで島へ。
<9月 >来年1月の写真展の準備で青くなる。プリント。
<10月 >屋久島フォトフェスティバル。近年にない浮かれ具合。作品はその後パリへ。
<11月 >ラストルデコ。12年間ワークショップグループ展をやり続けてきた渋谷ルデコが建て替えのため最後の展示。
<12月 >用もないのに忙しいふり。

今年何気に今年頑張ったのが英語。香港アートブックフェアに備えて3ヶ月間マンツーマンレッスンを受け、その後もほぼ毎日少なくとも30分は英語漬け。香港では写真集の説明ができたし、8年前のアルルのレビューでは何一つ話せなかったのに、今回は意思疎通を図れた。屋久島でもフランス人と込み入った話ができ、やった甲斐があったなと実感。

2008年に英語を始めた時に「10年やればできるようになるよ」と言われて「10年もやってらんないよ」と思ったものだが、やっぱり10年かかりそうだな。あと2年やればなんとかなるか。どうしても「ある日突然英語が聞こえるようになる」というのを実感したい。それとジム通いも一年続けた。体を動かし炭水化物を控えるようになって66キロの体重は63キロに落ち着く。なのに50肩になる。このふたつは来年も続けたいものだ。