朝 タコとキャベツの玄米フィットチーネ
おやつ 頂き物の和菓子
夜 菜の花の和風サラダ、親子丼、野菜の味噌汁
僕は、来月の京都グラフィに、YPF(屋久島国際写真祭)として写真を数点出すのだが、そのYPFがアワードを発表した。
http://ypf.photos/photoawards/
“YPFは日本人写真家に向けに「YPF PHOTO AWARDS」を開催し、意欲ある写真家の作品を広く募集します。最優秀賞受賞作品はフランスアルルにて毎夏開催される世界最大野外フォトイベントである "Les Rencontres d'Arles" 開催期間中にYPFギャラリー "Galerie MONSTRE" で展示の機会を設け、国内外から会場に訪れる多くの写真関係者やコレクターとの出会いを通して新たな才能の発掘と活動の支援を行います“(サイトより)
審査員が京都グラフィ代表の中西さんとルシールさん、YPF代表のオトナとクレオ。特典としてアルルフォトフェスティバル期間中の展示、屋久島でのアーティストインレジデンスとシグマのレンズが授与されるそうだ。それが3000円(1シリーズ)で応募できる。極めて具体的な賞になっている。YPF日本代表の千々岩さんは、東京での活動経験が全くない。なのにパリのギャラリーに所属し、各地のフェスティバルに参加し、アートインレジデンスで作品制作もしている。写真集も出してもらっている。フェスティバルを作ってしまったことで、誰かに選ばられるのではなくて選ぶほうになってしまった。その様子を間近で見ていて場所を作ることの威力の大きさに驚いた。このアワードに選ばれた人は、受賞後にフェスティバルのノウハウをたくさん仕入れて、自分の街でフェスティバルやれば京都グラフィとだってコラボできる。これはすごいチャンスなんだと思う。ここに気がつけたら人生変わるはず。
<2017年3月17日の日記から>
屋久島7日目。あと数時間で祭りは終わろうとしている。2回目の屋久島フォトフェスティバル「YPF」はやっぱり大変だった。前回よりも大変だったと思う。でも、できるだけの手伝いはできたと思う。招待作家というより、お手伝い作家だった一週間。それでも来た甲斐があった。特に津田直さんと駒瀬さんのトークイベントの手伝いをできたのは楽しかった。津田さんのノートに書き留めたつぶやきのようなキーワードが、フィールドワークによって壮大に膨らんでいく話には引き込まれた。どこか神主のような人だった。駒瀬さんとは初めて会ったのだが、あえて「退屈な写真」を並べたという10分間のスライドショーは、人によって時間の尺度が変わるという面白い経験をした。ベネチアビエンナーレに参加するような作家のフィリップや、ヴォーグの仕事をしているマウロも魅力的な人物だった。設営、展示、イベントの切り盛り、毎日やることが満載だった。今回僕が屋久島で撮った写真は8枚。14:40分の飛行機でこの島を出る。