屋久島7日目。あと数時間で祭りは終わろうとしている。
2回目の屋久島フォトフェスティバルはやっぱり大変だった。前回よりも大変だったと思う。できるだけの手伝いはできたと思う。招待作家というより、お手伝い作家だった一週間だった。
それでも来た甲斐があった。特に津田直さんと駒瀬さんのトークイベントの手伝いをできたのは楽しかった。
津田さんのノートに書き留めたつぶやきのようなキーワードがフィールドワークによって壮大に膨らんでいく話には引き込まれた。どこか神主のような人だった。
駒瀬さんとは初めて会ったのだが、あえて「退屈な写真」をあえて並べたという10分間のスライドショーは、人によって時間の尺度が変わるという面白い経験をした。
ベネチアビエンナーレに参加するような作家のフィリップや、ヴォーグの仕事をしているマウロも魅力的な人物だった。
設営、展示、イベントの切り盛り、毎日やることが満載だった。