人参は生に味噌

朝 玄米の野菜トマトリゾット、人参スティック

夜 牛肉とニラと厚揚げの黒酢あんかけ、温野菜サラダ、レンコンと唐揚げの炒め煮、玄米、味噌汁

ワークショップに参加してくれていた女性が熊本で無農薬野菜を作っている。大企業に勤めていたのに、夫と一緒になんのツテもない熊本で農業を始めてしまった。そこで作った無農薬ニンジンを一昨年から購入している。不揃いのB品だが、味は最高。生で味噌をつけて食べるのが一番美味しい。ただし箱いっぱいにニンジンが届くので、仕入れるといつも阿佐ヶ谷の友人たちにおすそ分け。りんごと人参は免疫力を上げるというので、毎日食べている。このリンクから購入できます。http://watashiho.blogspot.com/?m=1

午前中にNHKオンデマンドで「謎の日本人サトシ~世界が熱狂した人探しゲーム~」を見た。2007年くらいに海外でブームになった謎解きゲームの中に「サトシという名前の人間を探せ」というミッションがあって、手がかりは1枚の自撮り写真だけ。今なら一瞬で見つかるが、15年前はまだSNSが普及していない時代。サトシを探すのに10年を費やした海外の女性の話なのだが、上質のミステリーを見ているような面白さがある。

お昼からはずっと動画編集。松本地域の17歳のインタビューを10分くらいの動画にまとめる。7人がバラバラの場所で収録しているので、音も、露出もそれぞれ補正が必要になる。6時間でギブアップ。あとはタイトル周りをつければなんとか形になりそうだ。

<2014年1月28日の日記から>

ずっと借りっぱなしだったコンタックスNマウント24-85ミリのEOSマウント改造品を返すことになった。本当にいいレンズだった。カナダのおじさんが個人でマウント改造を商売にしているそうで、電子絞りはもちろんAFもちゃんと作動する。しかも速い。色のりの濃い好みの味付けだった。もう一度使いたいがレンズ自体は手に入っても改造に1年近く待たねばならない。レンズを返してしまったらEOSを使い続ける気が失せてしまった。買ってから1年、今なら高く売れる。箱もとってあったから買い取りに出してしまおうと考えた。

ソニーから24-70F4という魅力的なズームレンズが出た。売ったお金でα7をもう一台とそのレンズを買うのはどうだろうと思ったのだ。近頃はα7が好きすぎて仕事もα7だけ使ってキヤノンはバックの中に入れっぱなしなことがほとんどだ。中野フジヤカメラの買い取り見積もりは183000円だった。純正ストラップがないからこんなもんんだろう。下取りに出して新しく買うと10%下取りが上がる。すると差額ちょっとでαセットを買うことができるではないか。査定が出てα7を見せてもらおうと思ったら、お店のカウンターで大学時代の先輩にばったり出くわした。頭を冷やすのにちょうどよかったので2階のお店でお茶を飲むことにした。先輩は僕が学生時代からずっと世話になっているカメラマンだ。写真家じゃなくて映像も撮る職業カメラマン。大学入学当初オリンパスを使っていた僕がキヤノンを使うきっかけになった人でもある。ふたりとも30年以上キヤノン一筋で仕事をしてきた。映像を撮る先輩はソニーの良さをよく知っている。α7にも興味はあると言っていたが、今日買ったのはEOS-Mのダブルズームキットだった。「渡部、やっぱりキヤノンだよ。お前もずっと使ってきたんだろ」。そういわれてみると僕の人生の大半をキヤノンで生きてきたことになる。AE-1、A-1、F-1、NewF-1、T-90、EOS-1、EOS1n、D60、20D、5D、5DMark2、5DMark3、、、先輩と会ったのも何かの縁だ。別れた後、α計画はやめにしてEOS用のズームレンズを買うことにした。評判のいい24-70F4IS。これでちょとすっきりした。まだまだキヤノンには頑張って働いてもらわないと。