脳内全開

朝 お雑煮、納豆

夜 玄米の焼きおにぎり、鳥南うどん

夜食 いぶりがっこチーズ、蒸し鶏とセロリのサラダ、カレーヌードル

松本地域の動画編集。手直しをしながら、タイトル周りと終わりを作るのだが、下手くそだなあと思ってしまう。全然かっこよくないというか。でもやっているうちにそれでいいような気がしてきた。大体、本人がスタイリッシュじゃないのに、作るものがかっこよくはならないわな。だからできるだけ丁寧に作業して作った。まずは限定アップで担当者の確認をとって 公開は2月16日予定。今回の松本の仕事は、撮影から本のディレクション、動画撮影、編集とほぼ全て関わることができた。このシステムで他の自治体へ売り込めそうだな。

夜はリコーフォトアカデミーの配信のために、新宿のリコーイメージングスクエアへ。先週は赤城さんとの対談をやったばかりだが、これは別企画。赤城さんとのやり取りの中で「でっかいGRいいよね」と勝手に盛り上がったのだが、リコー側でも「え、GRデカくていいの?」ということで、その発想が新鮮だったみたい。最高のレンズを搭載した写真専用カメラってロマンがある。まあそれを実践しているのがライカだけど。そんなカメラが出たら間違いなく欲しくなる。夜の7時半からたっぷり 2時間、話し続けた。“ボケの表現はいつからか“、“写真という言葉はどうやって定着したのか“、“コンテストや評価ってどうやって決まるのか“などなど、質問に答えていくと、そこから次の質問が生まれるので息つく間もないほど。脳内全開でちょっと気持ちよくなるくらい。帰りに銭湯に寄ってさっぱりする。やれやれ今日は働いた。

<2006年1月29日の日記から>

「旅するカメラ」の昨年下半期の印税通知がきた。何部出荷して、何部返本されてというデータがあり、印税額が記載されている。「夢の印税生活」ということばがあるが、振り込み額を見ると、印税で生活するのは確かに夢のような話だ。でも発売してもう3年目なのに、まだ売れているのは嬉しい。最初の写真集は実質3ヶ月で出版社倒産だったのだから。来週から写真展が始まる。もう準備はすんだのに、なんだかソワソワする。毎回毎回、写真展をやる度にテンションが上がり、終わると腑抜けのようになってしまう。そして必ず「もうし、ばらくは写真展はいいや」と思ってしまう。でも3ヶ月もたつと、もう次のことを考えてしまう。写真展は、一度やってしまうと癖になるようだ。
アユミギャラリーでやっているグループ展のパーティに出る。出展者が皆嬉しそうな顔をしている。彼らは11月にもう一度グループ展をやって、その後は各自個展を考えているようだ。やっぱり写真展は癖になる。