「写真学生」とファッション撮影

朝 カリフラワーと菜の花の玄米パスタ

おやつ チーズケーキとコーヒー

夜 チキンソテー定食、

寒い寒いと思っていたら、庭の金魚鉢に薄い氷が張っていた。遊びに来るはずの地方の友人も雪で断念。夜は今年最後の銭湯で冷えた身体をあっためる。帰りはいつもの高円寺「フジ」で夕食。これも今年最後。

2BChannneでアップしている『写真学生』が数日で7千回以上視聴されている。4回目とあって徐々に認知されてきたようだ。コメントも優しい(笑)。その彼が高円寺のある洋服屋さん「ALTT」のファッション撮影をするのでその様子を収録させてもらった。「ALTT」はオーナーのオリジナルブランドを販売するショップ。今回はコートの撮影で、オーナーがモデルになり、写真学生がスナップするように撮影していく。通常のファッション写真とは違ったアプローチだ。写真学生が日頃街中を撮る感覚でファッションを撮影していた。カメラはニコンFM2に標準レンズ、それとフィルムのGR。フィルムはコダックのネガカラー。1シーンで10枚もシャッターを押していない。振り返ることなく次々と場所を変えていった。

僕はその様子を動画で収めていくのだが、これが結構面白い。シグマfplに35mmレンズだけをつけて、時折クロップしながら追いかけた。移動があるので三脚ではなく一脚を使い、カメラ上部には7インチの外部モニターをつけて撮影。お昼前から始めたのだが、外が寒すぎてバッテリーをすぐに交換しなくてはならない。5個の予備を全部使っても足りず、結局外部バッテリーからfplに給電して撮影した。でもそうすると外付けSSDが使えなくなる。大体バッテリーのサイズが小さすぎる。ワンマンオペレートだからロケ撮影はいろいろ大変。やるたびに問題点が明らかになって、それを解消するために機材が増えるということになるのだ。

<2013年12月28日の日記から>

前回のエントリーになんか星がたくさんついてる。何がツボだったんだろう? クリスマスが終わると急に慌ただしくなる。26日は暗室と事務所の大掃除。元アシスタントのFとI、それに現暗室番のSに手伝ってもらって4人で半日かけてきれいにした。買ったのに結局使わず、でもったいないからとってあった期限切れの大量の印画紙類も廃棄。バライタ印画紙なんて一箱1万円近くするものもごっそり捨てた。印画紙は生ものだから期限がくると使えなくなってしまう。無理に焼いたとしても安定性は悪く結局時間の無駄になる。とはいっても高額なものだからエイッと捨てるには思い切りが必要だ。もっとも性格的に捨てるのが大好きだから、一度決めたらあんまり気にせずどんどん捨てる。時には必要なものまで捨ててしまうのだが。今年は結構印画紙にプリントしたが、インクジェットではほとんどプリントしなかったな。でも今月ソニーα7を買ったから来年はどうなるか。

今年の日記を振り返ってみた。母が死んで、サンタフェへ行ったことが大きかった。他にも北海道、四国、島根、熊野へ行った。ローライを使ってプリントすることが多かったな。

<1月 >MacBook Pro15インチレチナ購入。10年ぶりのMac。レビューサンタフェ申し込み。

<2月 >横浜CP➕出演 。EOS5DMark3購入 。本当は6Dでいいと思ったのだが周囲の反対で5DMark3に。

<3月 >北海道羅臼で流氷の撮影。ワークショップ38,39期グループ展。母逝去。 52歳の誕生日。

<4月> ダナーライト購入。以来毎日のように履いている。ツアイスのレンズのメガネ購入。クリアで驚いた。ずっと借りていたライカM9をようやく使いだす。

<5月 >連休は米沢へ。母の納骨。レビューサンタフェ参加決定。オリエンタルイーグルの半切でポートフォリオ用のプリント開始。

<6月 >レビューサンタフェ参加。毎日肉ばかり食べた。レビュワーからの「ノーモアノスタルジー」。そして気がついた「現代アートってなんだ?」このことがずっと頭を離れない。

<7月 >レビューサンタフェトークショー。夏バテ家でゴロゴロ。グルスキー展。

<8月 >30年分の写真を時系列に広げてワークショップで見せる。撮り方が全然変わってなくて驚く。松山でGRワークショップのため、自宅から車で四国旅。途中で瀬戸内アートフェスに寄る。後半は大雨にたたられる。

<9月 >アレック・ソスのトークショーや映画を見る。40,41期グループ展。

<10月 >スクワットと神話がマイブーム。古事記や関連本を読み漁る。

<11月 >出雲、島根旅。α7を借りて撮ったら一目惚れ。

<12月 >α7購入。ギャラリータントテンポでグループ展。リコーイメージングスクエア「SEACRET」展。神戸から熊野へ。ノスタル爺シリーズ。