20歳の主張

朝 焼き鮭、納豆、卵焼き、白米、山芋の味噌汁

夜 渋谷「しょうがの湯」ラーメン

渋谷ルデコギャラリーで僕が主宰するグループ展が今週から順序始まる。この期間中はラーメンウィークにもなる。ということで、まずは去年食べて美味しかった「しょうがの湯」へ。ん? なんか去年と違うような。気のせいなのか? 

さて、月曜日は搬入日。ここしばらく、ずっと心配していた3階の学生チーム。まず、ちゃんと会場に来てくれるのかということから不安だった。しかし蓋を開けてみればそれは取り越し苦労で、かなり上質の展示が出来上がった。上の階で展示準備をしていた人が、「釘の打つ音が若い」と言っていたのがおかしかった。確かに言われてみれば力強いような(笑)。3階は23日からオープンします。4、5、6階はまだ準備中で、オープンは24日です。

地下フロアでプロジェクターのテストをしてみた。残念ながら上の方に梁があって壁一面とはいかないが、かなり大きいサイズで投影できる。僕は日がな一日そこで映像を回し続けようと思う。上の展示を見た後にちょっと寄ってみてください。

<2013年11月23日の日記から>

居酒屋「おしどり」で寄せ鍋。

竹橋の国立近代美術館のクーデルカ展。今まで「EXILES」と「プラハの春」しか見たことがなかったが、初めて見る「ジプシーズ」はすごかったし、パノラマは体が熱くなるほど興奮した。

今まで見たパノラマフォーマットにおける最高の写真だった。ムズムズして、いてもたってもいられない。歳をかさねるほどカッコ良くなっている。この写真展における感想は、スゴイ、カッコイイ、サイコウ、アツイ、ムズムズと子供っぽいことしか書けない。個人的には間違いなく今年最高の写真展。

次は大野 雅人 写真展 「Shinra」エプサイト新宿へ。みずみずしいプリント。闇の中に光が閉じ込められている。山肌、木々、土、水。可畏きものを神と定義するなら山の中には畏怖すべきものにあふれている。写真では可畏きものは光となって現れる。それをそのまますくい取るように捉えている。無臭だ。音もしない。妙な味付けもない。余計なものは全部削いである。

オリンパスのOM-Dで撮って、エプソンのPX5Vでプリントしてあるそうだ。ギャラリー内での展示はA3ノビなのだが、むしろ入り口のウィンドウに展示してあるような1m以上のプリントにしたほうがよかったんじゃないかと思った。というかそれを見てみたい。もしかしたらクーデルカのビッグサイズプリントの影響を引きずっているだけかもしれないが(笑)

夜、オリンパスの新型OM-Dと、ソニーのα7Rをいっぺんに触り倒す。OM-Dは仕事カメラとしても使いやすそう。手ブレ補正も強力、高感度にも強い。画素数が1600万というのもちょうどいい。水中50センチくらいならハウジング無しでも撮影できるとか。もし本当なら防塵防滴のレベルをはるかに超えている。

α7Rは3600万画素。ニコンのD800Eとまったく同じスペックなのにOM-Dと同じくらいのサイズと重量。α7の魅力はほぼ全てのレンズがアダプターを介して使えること。コンタックスもキヤノンもM型ライカレンズすら付く。間違いなく夢がある。とうとうソニーの時代が来たなと思わせるカメラだ。