ワインは果物枠

朝 大豆シリアルヨーグルトに黒豆きなこ

昼 大根おろしとトリそぼろのうどん

夜 メキシコポテト、キュウリとゴーヤ和え、メバチマグロ、シジミの味噌汁、ご飯

 

今月は断酒をするつもりだが、夜に赤ワインを小さいグラスに半分ほど飲んだ。ワインは果物枠(笑)

フランス人の知り合いは真面目な顔で「フランスではワインはお酒ではないから2杯までは飲んでも車運転してもOK」と言っていた。真相は謎だが、他のフランス人も同意してた。

水の悪いフランスではミネラルウォーターよりも安いワインがたくさんあって、昔はワインで水分補給していたそうだ。

 

イギリスはワインじゃなくてビール。産業革命がおきた18世紀に工場でビールを飲むとミス連発なので、お茶を飲むようになったと本に書いてあった。で、そのお茶は中国から買っていたので、イギリスの対中国債務がかさんで銀の流出が止まらず、イギリスは植民地だったインドで作った阿片を、お茶の対価として中国に売ったのがきっかけで阿片戦争になったという流れ。

 

そしてアメリカの禁酒法は、第一次世界大戦後に荒廃したイタリアから仕事を求めてアメリカにやってきたイタリア移民が、お酒ばかり飲んで、ろくに仕事をしないので作られた法律。その頃イタリア人も水代わりにワインを飲んでいた。

戦前のアメリカは宗教上の理由で、快楽につながる飲酒は良しとしなかった。だから禁酒法なんて無茶が成立した。お酒じゃなくてコーヒー飲めということだ。そして、イタリアマフィアが密造酒商売を始めて暗躍することになったわけ。

 

これは、僕が美術史を勉強している過程で知ったこと。西洋史はけっこう面白い。イギリスのやらかしぶりがえぐいけど。

アメリカでは、今でも100年前の禁酒法時代のウィスキーが納屋の奥から出てくることがあるそうだ。以前、銀座のバーで、1杯5万円でそれが飲めるところがあったなぁ。

 

僕はいつも、夜ご飯の時に習慣的に350ミリのビール半分くらいとワインを小さめのグラス2杯、もしくはハイボールを飲んでいる。そんなに強い方ではないので、そのくらいで眠くなる。そうなると食後は使い物にならないから生産性はガタ落ち。

今月は断酒をしているので、食後も頭が働き、パソコンに向かえる。これからは毎日飲むのはやめて、週に一度くらいにしようかなと思ってしまう。