地方で出張ワークショップができるようになりました

2月18日火曜日、東京は良い天気です。なんだか春の陽気ですね。

 

ワークショップ「H」7期は3月7日の土曜日から始まります。現在募集中です。すでに7名の方から応募があったので、あと3名ほど余裕があります。告知はほとんどしていないので、ご存じない方もいるかと思いますが、概要欄にHのサイトのリンクを貼っておきますので是非。

実は東京でのワークショップは、7期以降、しばらくお休みするかもしれませんので、興味のある方はお早めに。

 

今週末、22日から3日間は、八戸でワークショップを開きます。昨年に続き2回目なのですが、すっかり八戸のファンになりました。人もいいし、ご飯もおいしい。ちょうどいい町の大きさなんです。

 

今回は写真のワークショップ以外にも、ブックセンターで写真集の話をしたり、カフェで現代アートの楽しみ方の講座を開きます。

これは僕のワークショップに毎週八戸から東京まで通ってきてくれた方が、地元で企画してくれています。

実は八戸以外にも、北海道、岩手、宮城、福島、長野、静岡、名古屋、京都、大阪、岐阜、兵庫、福岡から通ってくれた方々がいました。

 

わざわざ地方から東京に出てきてまで知りたいのは何か、と考えたら、情報ではないのは明らかです。それはネット上にいくらでも転がっていますから。知りたいことはだいたいのっています。

それに僕のワークショップに3ヶ月通ったからと言って、プロ並みになれるという言い方はしていません。

でも「H」に来たら、ちょっとだけ考え方が変わるかもしれない。写真の話をすることで、ちょっとだけ楽しくなれるかもしれない。これは会って話をしないとだめなんです。

 

よく「オンラインでワークショップの内容を流したらどうですか。そうすれば地方に住んでいる人も参加できますよ」と言われるけど、そうすると情報を売る作業になってしまう。情報以外のことが大事だとすると、どうしても会わないといけない。

だからずっと少人数対面式にしているわけです。そして「H」で一緒にご飯を食べることもしています。ご飯って結構大事だと思っているからです。「同じ釜の飯を食う」って昔から言うけど、あれは真理だと思います。

 

東京だけではなくて全国に出張したいという気持はずっとあるんです。でも交通費、宿泊代などの経費がワークショップ受講料だけではどうしてもでない。呼んでもらった主催者側に負担をしいることにもなってしまう。

それでもいままで札幌、八戸、名古屋、屋久島などに呼んでもらうことができました

 

それをもっと増やせないかと、ある団体に助成金を申請してみることにしました。

それが審査を通り、1年間という期限付きですが地方ワークショップ開催の支援をしてもらえることになりました。

準備にしばらく時間はかかりますが、積極的に地方に行けることになりました。全国どこで伺います。

 

 今年はたくさんのところに行けることになりました。

これは僕にとって大きなことで、ワークショップをしながら、先々で写真を撮ることもできる。

それをまたYouTubeで配信していける。やっていることがちょっとづつ繋がってきました。