八戸ワークショップのことを地元ラジオ局が紹介してくれました 文字起こし

 

おみ 改めまして、プラッサウーラ おみっつあんです。

   

ヤム ヤムです。

   

おみ とういことで、インフルエンザ山田さんはお休みですけど、その代りと言っちゃなんですけど、素晴らしいゲストが来ております。新丁でも行われますね、渡部さとるトーク&ワークショップというイベントがございます。これは、どういうものなのか聞きたいということで、主催のフォトオフィスミュウの向田さんに来ていただいております。いらっしゃい!

   

ヤム いらっしゃい!

   

向田 こんにちは、フォトオフィスミュウの向田です。

   

おみ よろしくお願いします。

   

  雑談略

   

おみ

渡部さとるトーク&ワークショップ、いったいどういうイベントか教えてください。

   

向 4年前に渡部さとるさんのワークショップに参加して、とても良かったので、いつか地方にお呼びしたいなとずっと温めていた企画なんです。今回お店の15周年と移転の記念企画としてお願いしたところ、お受けいただきまして実現の運びとなりました。

   

ヤム 前々から言ってたもんね、うるさいぐらい(笑

   

おみ なんかさ~東京に通ってるのは、ちらっと風の噂では聞いていたけど、渡部さとるさんって、どんな方なの・・・

   

向 今日東京から、渡部さんの所にいつも出入りされている、本田さんご夫妻をお呼びしたので聞いてみましょう。

   

おみ そうですね、こんばんは。

   

光 こんばんは。

   

おみ よろしくお願いします。東京からいらっしゃったんですか。

   

光 東京から来ました。

   

おみ 今回は別な用事でいらっしゃったんですよね。

   

光 青森屋に泊まる目的で・・・。

   

ヤム 遊びで来たんですか。

   

光 そうなんです。

   

おみ 寒立馬を見てきたそうですね。かわいいよね。

  ヤムも寒立馬見に行ったことあるの?

   

ヤム 結構行ってましたよ

   

おみ そうなんだ、なんか本田さんの写真を見せていただいたら、沢山いましたね。珍しいんじゃないですか。

   

の 初めてだったので良くわからないのですが、謎のおじさんがいまして・・・

   

おみ 謎のおじさん?

   

の この柵から入りなさいと言われて、勧められるままに、その柵を越えて・・・

   

おみ ヤム、その謎のおじさんに合ったことある?

   

ヤム 僕は謎のおじさんは知らないな(笑

   

全員 (笑

   

おみ ということで、もちろんトーク&ワークショップにもいらっしゃるんですけども、せっかくなので、向田さんが連れてきてくださいました本田さん、渡部さとるさんて、どんな方なんですか?

   

光 全部、白髪の紳士の方なんですけど・・・

  我々もそのワークショップ受けたんですけど、そのフレコミが「露出計無しで写真が撮れるようになる」という、なんかロマンチックだなと思って・・・羅針盤無しで、星を見ながら航海するみたいなそんな感じがあるでしょ。

   

おみ それはロマンチックだわ!!

   

光 これだったら中古の古い機械式のカメラで、露出計も何にもついてないやつでも普通に撮れるようになるよ、っていうワークショップなんですよ。

   

おみ それは素敵!!

   

光 素敵でしょ!

   

おみ 素敵です。

   

光 実際、すごい素敵だったですよ。

   

おみ それで向田さんと一緒になったんですか?

   

光 それに私が受けたら、すごく良かったので、妻に「行って来いよ」と言った時の・・・

   

ヤム 二人で参加してたんですか、すごいな。

   

 光 そうなんですよ。自分の2年後に彼女が受けた時の同期が向田さん。

   

おみ そうなんですね~

   

光 青森から通ってらっしゃった!

   

おみ そうなんですよ、なんか東京に習いに行ってるんだと聞いてね。

   

向 普段はひきこもりなんですけどね、ときどき暴走するから。

   

ヤム ワークショップって、1回とかじゃなくて1年とか何か月とか?

   

向 約3か月13回くらいだったかな~

   

おみ 13回!

   

ヤム じゃ、しょっちゅう行ってたんじゃない。

   

向 週末ですね。

   

おみ 奥様も行かれてて・・・そのワークショップは何人くらい参加されてるんですか?

   

の 土曜日に午前と午後 あと日曜日に午前と午後という形で3か月間。

   

おみ じゃ二日間やってるんですね。

   

の はい、それだけの人数の人がワークショップに通うんですけど、だいたい6人ぐらいで・・・。

   

ヤム 濃いですね。

   

の カメラの事にそんなに詳しくない方も、来てくださいということだったので、私がそうだったんですけど・・・そこに参加して・・・最終的にギャラリーを借り切って、グループ展をやるんです。向田さんは、ちょっとお仕事で参加されなかったんですけど・・・。

   

おみ ワークショップが終わった後ですか?

   

の はい、そうです。その時に作品を作って、展示をして、お客様に来ていただいて観てもらうまでをするっていうのが、渡部さとるさんのワークショップなんです。

   

おみ 何か変わりました?ワークショップを受けて?

   

の すごく変わりました。それまでは趣味なので、ただ撮っているだけだったんですが、卒業制作展示があるので、みんなで自分の作品について考える様になって、私はこれで何が言いたいんだと・・・渡部さんのワークショップに出て一番良いと思ったのは、あなたの切実を撮りなさいと・・・そんな難しい言い方はされないんですけど・・・自分で撮りたいと思ったモノを撮りなさい、とすごくおっしゃって、上手く撮れるからだとか、綺麗だからとか、そういうことではなくて、自分が撮りたいと思った所からスタートしなさい、ということを言われて、みんなで撮り始めるんですけど・・・、なんかそこが伝わらないと、渡部先生はなかなかウンと言わないんです。

   

おみ チェックがあって。

   

の 私は姉と妹という主題で撮ってたんですが、初めはだめで、言いたい事がわからないという感じだったんですが、ある程度撮った時に、自分でもココだというのが来たんですね。その時はモノクロでずっと撮ってたんですけど、カラーに切り替えたらココだっていうのが来て、観せたら、「このプリントサイズは大判だね」と言われて、そこからスタートしたんです。

   

おみ へ~、なんかすごいね~

   

光 すごい難しそうな事言ってますけど、そんな難しくないです。

   

おみ でも、ちょっと楽しそう。

   

光 先生がおっしゃるには、そのあと登山家にでも何になってもいいけど、僕がやってるのは麓まで連れて行ってるだけだからね、と。見方も解るようになるから、写真のファンになってね というのが僕がやってることだから、とおっしゃるんですね。で、一番は、光を見れるようになります。

   

おみ どういうことですか?

   

光 つまり露出計無で撮れるようになるってことは、こういう光だったら、この設定で撮ったら綺麗に撮れるよ、ていう所を何個か覚えろってことなんですよ。

   

おみ なるほどね~

   

光 だから、こういう光っていうのが見えるようになるので、運転免許とったら、こんなに街に標識あったの!ってわかるじゃないですか。歩いてる時はそんなに標識見なかったのに。

   

ヤム うまいな~

   

おみ うまいねー

   

光 あんな感じで、今日のあそこは美味しい光だったな~60分の1、5.6だな~そういうワークショップなんですよ 素敵でしょ。

   

おみ 素敵!すごく素敵です。いや~素敵なご夫婦を連れてきてくださいましたね。とうことで後半もプラッサウーラ続きます。

   

 

  CM

   

おみ ということで、今日のプラッサウーラはですね、フォトオフィスミュウ向田さん、本田さんご夫妻に来ていただいて、渡部さとるトーク&ワークショップのお知らせをしております。日にちはいつなのかという話なんですけども、2月10日にトークがありまして、2月11日にワークショップがあるんですが、残念ながらワークショップは、もういっぱいとなっております。すごい大人気ですね。トークはまだあるんですね。

   

向 トークはまだあります。

   

おみ トークの場所はフォトオフィスミュウの城下スタジオ、1時開場1時半開演で入場料は4000円。渡部さとるさんのトークの魅力ってどんな感じなんですか、本田さん。

   

光 あまり、偉そうな事おっしゃらないし、すごい明快なんですね。向田さんも仕事でやってらっしゃた方なのに、救われたっておっしゃってられて・・・

   

おみ この方の旅するカメラっていう本が、とても向田さん好きで、前のお店の時からずっと置いてましたよね。

   

向 渡部さとるさんを旅するカメラという本で知る事になって、ずっと読者だったんですけど、その中でワークショップの事を聞いて、いつかいきたいな思いつつ、遠距離の事とか、仕事の都合で踏み切れないでいたんです。

   

おみ 旅するカメラってどんな本なんですか。

   

向 渡部さんの写真歴がそのまま紹介されてるような本で、上手くいった話ばかりではなくて、失敗や挫折を繰り返しながらの場面があったり、とても共感できるというか、いつも楽しみに読ませていただいていました。

   

ヤム 4巻も出てるんだよね。しかも文庫本のサイズで、あれ元々から文庫本なんだよね。

   

向 もう絶版で売ってないです。でもヤムさん全巻手に入れたんですよね。

   

ヤム 古書で購入しようと思ってたんですけど、タイミング良く、くれるって方がいたんですよ。

   

おみ すご~い 4冊全部!

   

ヤム 読み始めたけど面白いね~

   

向 印刷もきれいでしょ。

   

ヤム 印刷は文庫本のくせに(笑)印刷が綺麗でびっくりしたんだけど、やはり写真をやってる方だけあって、写真のページとかすごいじゃないですか。僕はカメラの機種とか詳しくないんだけど面白くて、なんか引き込まれていくよね。すぐに一冊読めるくらい・・・

   

向 ヤムさんもライカもってますからね。

   

ヤム ライカの話から始まるじゃない。

   

向 そうそう。

   

おみ へ~。で、八戸でワークショップをやるぞって思ったわけだよね。

   

向 (目的としては、地域の文化向上に寄与すると旗を上げてるんですが、)ほんと私的な理由なんです。ひとつは自分が聞きたい、ふたつ目はワークショップに参加した内容を地域の方と共有したい、三つ目は東京でやってる事が、地方でも受入られるのか、どう化学反応するのか見てみたいというのが理由です。なので、私的な理由に皆さんをお付き合いいただく感じにはなるんですけど・・・でも、写真やってる方には刺激的なお話に聞けると思います。(結果的に地域の文化向上につながったら御の字だねと)

   

おみ 東京から本田さん夫妻は、このワークショップいらっしゃるんですよね。

   

光 はい。

   

ヤム 渡部さん自身は東北山形出身なんですよね。

   

向 山形って有名な写真家の方が沢山でていらして、そういう場所なんですかね。

   

おみ ちょっと楽しみですね。東京では、そういうお手伝いされたりするんですか。

   

の 今回、向田さんがこちらでワークショップをしたいという事で、意義深い事をやられるんだなと思いまして、お手伝いさせていただこうと思いました。

   

おみ 素敵ですね。

   

向 ほんださんとは東京でのワークショップ以来、お会いしてなかったのですが、、去年青森に旅行されるということで、3年ぶりにお会いしまして、写真熱に火がつきまして、その勢いで渡部さんにお願いしたら、2月ならいいよということで実現になったんですよ。

   

ヤム じゃ、火付け役なんだね。

   

おみ やるじゃないですか、本田さん。

   

向 すごい影響与えてますね。

   

おみ なかなかお尻が重たい人なのにね~

   

ヤム 今回の話が決まった時の向田さんの高揚の仕方は凄かったもん。

   

光 渡部さんの力じゃないですか。だって向田さんのスタジオを入った所に渡部さんの本が全部並んでますので。

   

おみ いや、カメラをやってらっしゃる方は、この方ほんとにすばらしくて、絶対に行きたいということで、ワークショップはアッという間に決まってしまったんですよね。

   

向 そうなんですよ。

   

向 先日、突然家の前に、見知らぬおじいさんが現れて、何でここに渡部さんが来るの?って。渡部さんの本を全部持ってて、日本カメラの講評もよく読んでいたらしくて・・・そういう方が何でここに来るの、みたいなキレ気味で・・・褒められてるのか、叱られてるのかわからない感じでしたけど・・・(笑

   

おみ その方は参加されるんですか。

   

向 その日は仕事があって、参加できないっていうので悔しがってました。

   

ヤム 悔しがりに来たんだ。

   

向 今度はいつ渡部さん来るんですか~みたいな

   

おみ なるほど、そういうキレ気味な人を引き寄せる力あるよね(笑

   

向 でも、そういう人が青森にもいるんだと解ったことが収穫ですよ。

   

おみ 収穫かよ!

   

ヤム でも、それは向田さん、すごくうれしいよね。

   

向 チラシ持っていっても、知らないっていう人が多かったので・・・

   

おみ でも、ほんださんご夫婦のお話を聞いてて、これは楽しみだなと思いました。是非みなさん、トーク行きましょう。すごく楽しいお話が聞けると思います。もう一度、日にちいいますね・・

   

  以下略