ラストルデコ無事終了。
屋久島フォトフェスティバルから続いたお祭りはこれでひと段落。
しかし11日からはパリフォトドックで屋久島フォトフェスティバルのブースができて作品展示がある。http://www.whats-up-photodoc.com/portfolio-posts/ypf-galerie-du-yakushima-photography-festival/
残念ながら僕はパリへは行けないが、暗室番をしてもらっているSは展示が決まりパリへ向かう。彼女にとって初めての海外。それがパリっていうのは美しい。しかも作家として行けるのだから。会場で「これは私の写真です」って言えるのだ。
自分が彼女の年齢の時は海外で自分の写真を発表するなんて考えたこともなかった。
ルデコでのグループ展は、いつも最後の最後までどんな形になるか見当もつかずヒヤヒヤものだが、最後には贔屓目なしにちゃんと面白いものが出てくる。
モノクロバライタ、カラーCタイプ、大型インクジェット、鶏卵紙まで。出力も多様だが、内容もまったくバラバラ。
準備期間は半年、仕事の都合もあるし、遠方の人も多い。限られた時間でやりとりを重ねていく。
ワークショップを始めたばかりの頃は「こうしたほうがいい」ということを言っていたが、最近は「どうしようか」ということのほうが多くなった。このやり方は手間がかかるがうまくいくと想像以上のものが出てくる。
12年間500人以上の人が2Bのグループ展を経験している。僕は500人分の写真を全部見てきたわけか。