鶏のから揚げ、キュウリとじゃこのサラダ、水餃子。

毎日天気がいいのに撮影じゃなくて暗室。

2日間のプリントをプレスして仕上げた。バライタの印画紙は乾燥しただけではシワシワなので(洗ってしまったお札のようになる)機械でプレスしてまっすぐにする。その時点でようやくプリントの濃度とコントラストがはっきりする。

結果は2カット目のコントラスト強すぎ。もう一度やりなおし... 

twitterで写真家の安達ロベルトさんがつぶやいていた。写真の(心の)師匠に言われた言葉。「思わず所有したくなるような、心が『ざわざわ』するプリントをつくりなさい」

たぶん心の師匠というのは清家さんのことかな。『ざわざわ』するとう感覚はよくわかる。なのでザワザワしないプリントができあがると即座に自分で破って捨ててしまう。

デジタルプリントでもザワザワするものが作れると思うけれど未だに作れたことがない。印画紙にプリントし続けているのは、それがOKなのかどうかがザワザワする感覚によってはっきりしているからだ。

要はプリントが出来上がった時に「俺って天才!」って自分で思えるかどうかなんだけどね。それが制作の線引きであり個の美意識なんだろうな。

明日もう一度焼くか。