日本に帰ってきた。
意外に思うかもしれないけれど海外ってそんなに好きじゃない。いつも帰る頃には「もう海外はいいや」と思っている。
今回のパリ行きで、これまでやってきた「traverse」が総括できたような気がした。
改めて思ったのはアルルの面白さだ。何のコネクションもなくても一流の識者に写真を見てもらえる場所というのはアルルだけかもしれない。
パリで写真を見てもらおうと思ったら紹介者の存在やスケジュールの調整など、ただ会うだけでも大変な作業を要する。
でもアルルなら20分とはいえ一対一の関係をもてる。これは凄いことなのだと今にして思う。
「もうアルルはいいや」と言っていたのにまた気になり始めた。新作を持っていって「これを作ったんだけどどう思う?」と聞いてみたい。
あれ、最初に言っていたことと違う(笑)