木曜日に日本カメラの審査。これで9回目。慣れたと同時に書くことがなくなって大変になってきた。自分のキャパの薄さを感じてしまうのだ。
編集部を後にして再春館ギャラリーへ。昨年モンゴルに行ったメンバーが集まり写真展のお祝いをした。
話題はどうしても映画「プージェー」のことになる。大草原の雄大なモンゴルではなくリアルなモンゴル。
今年もモンゴルに行こうという話になる。僕も2度行くことで自分の中でなにかしら消化できるような気持ちでいる。
知らない場所に行く楽しみとは別に、戻るという感覚もいい。
今からカメラを何にするか悩むのも楽しみのひとつ。
土曜日はワークショップグループ展の打ち上げ。酒の肴にカメラを持ってくるのもワークショップならでは。
ロム書き換えのコンタックスG1も面白かったが、ペンタックス6×7に一目ぼれ。
それもプリズムファインダー付ではなくて、上から覗くウエストレベルファインダーが付いていた。
67の横長画面だからエストレベルファインダーでは当然縦位置は撮ることができない。「そんなしょうもないものをつけて」と笑っていたのだが、ファインダーを覗いて驚いた。今まで経験したことのない世界なのだ。
上から覗くタイプはローライやハッセルで日常的に使っているが、どちらも当然正方形の画面。ところが1センチ横長の画面になるだけでまるで別世界なのだ。
久々に興奮。もうほとんどのカメラを体験したつもりになっていたのに。