東京は今日から梅雨入りだそうだ。朝から梅雨らしいヒタヒタの雨が降っている。
家の模様替えに続き、突発的に事務所のレイアウトを大幅に変えた。仕事がないとこんなことばかりやっている。
平日の事務所は個人的なスペースだが、週末はワークショップ用になる。バランスをどっちにおくか悩みどころなのだ。
一時考えていたギャラリー化計画が頓挫したので、流しを取り外した狭いスペースに押し込んでいたパソコン類を広いところに移した。
これでパソコン関係の作業がとても楽になった。
整理が追いつかなかった写真集も日本の作家、海外の作家を分け、名前別に収納した。ブレッソンの写真集を2冊同じものを購入していたことが判明。
よく見るものは別のスペースに並べてある。
その中で今一番のお気に入りが上田義彦「atHome」だ。エプサイトで見た展示の時より断然写真集のほうがいい。写真に数行つけられている妻（桐島カレン）の日記にひきつけられる。写真を見て、日記を読んで、もう一度写真を見る楽しみ。
見終わると涙がこぼれそうになる。最後に上田義彦の文章がのっている。それが家族の写真を撮る意味の全てだと思う。ここには書かない。家族の写真を撮っている人は是非読んでみて。
