マイクはやっぱりダイナミック型

朝 りんご

昼 カレー、ジャガイモと空豆とホタルイカの炒め物、温野菜

夜 あんかけ肉蕎麦

来客があると、カレーが出てくる。なので週2回くらいはカレー。でも飽きないのがカレーのすごいところ。夜は「美術史講座」4回目の生配信。その後、11時からFM東京「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」に冬青の髙橋さん、凸版印刷の杉山さん、デザイナーの白岩さんと一緒に出演したしたときの収録の放送日だった。今回は鈴木敏夫プロデュサーの企画で作られた写真集『KANYADA』の出版記念だった。僕は編集でお手伝いをした。テレビやラジオって以前はすごい媒体だと思っていたけど、最近はYoutubeや他のSNSがあるからそうでもないかというと、やっぱり視聴者数はまだまだすごい。影響力で言えばテレビ、新聞、ラジオ、雑誌の順だろうけど、Youtubeはどの辺になるんだろう。100万人登録のチャンネルなんかは雑誌よりはるかに影響力を持つだろうし、1万人ちょっとの2B Channnelでさえも、写真集を紹介すると買ってくれる人がたくさん出てくる。その点では、写真雑誌の告知よりも影響力がある気がする。

さて、収録だが台本があるわけでもなく、ただ話すだけでいいのかなと心配していたのだが、編集マジックでちゃんとした番組になっていてびっくり。ラジオは音声だけだから切ったり貼ったりの編集がしやすい。絵があると切ったところで絵がジャンプするから繋ぎづらい。もっともYoutubeはそれを逆手に取ったジャンプカットの編集をしてるけど。収録時には音声さんに機材のことをあれこれ聞いてしまう。プロの現場の機材は面白い。マイクはやっぱりダイナミック型だった。

 

<2006年4月4日の日記から>

娘は米沢。ふたりだと外食ばかりになるな。1月は写真展のプリント、2月は写真展会場に詰め、3月上旬は販売プリントの制作、下旬は毎日撮影仕事。土日はワークショップと今年はなんだかいそがしい。日記を書きそびれているうちに満開の桜はあっという間に散ってしまった。写真展も見たいものが多いのだが、ワークショップ関係者のものに行くだけになってしまっている。エプサイトの上田義彦は早く行きたいのだが。北井一夫さんの写真展が今日から始まっている。日本カメラ連載のもので昨年の「電線と椿」につながるものだ。土曜日に行こうと思っている。先週からずっと撮影していた『東京人』のヴィンテージ特集はようやく終わった。ポジフィルムが頑張ってくれたおかげでいい感じに仕上がった。ひとつだけデジタルで撮影したので、その差がどうでるか興味がある。今回はフィルムの底力を大いに感じた仕事だった。今日は久々に時間があると思っていたが、結局事務所で仕事になってしまった。明日は6時起きで西湖ロケ。今週は久々に車の撮影だ。