娘の運動会。晴れてよかった。
小学生最後の運動会なのだが父親として、いまひとつ力が入らない。一番力が入っていたのは娘が保育園の頃だ。とはいっても晴れ姿を撮りにいかねばならない。
EOS20Dに135ミリF2のレンズだけをつけて娘の走る姿を追った。とてもよく晴れていたので露出は500分の1秒で絞り11にお固定。感度分の16より半絞り明るいほうが、人物は健康的に写る。ホワイトバランスはオートではなくて晴天マーク。
135ミリの単焦点を使いズームを使わないのは、ズームレンズを使うと、どうしても画面内に収めようとズームをワイド側に引いてしまい、迫力のある絵が撮れないからだ。人物が画面からはみ出したくらいのほうが自然に見えるものだ。
ピントはオートフォーカスにおまかせする。フォーカスエリアは中央の一点を選択。中央の感度が一番高いからだ。後はファインダー内に姿を捉えたら、画面上で大きくなるまで半押ししてオートフォーカスを作動させる。
最初は連射するのではなく、タイミングを見計らってシャッターを切る。近づいてきて画面からはみ出しそうになったら連射。後はそのまま追いかける。
露出もホワイトバランスも焦点距離も同じなので、出来上がった写真は、走ってくる姿がムービーのように見える。
が、娘はあえなくビリだった。
6年生による組体操はちょっと感動的であった。おお、こんなことまでできるようになったんだと。
運動会では、スポーツカメラマンだった経験がちょっとだけ役立つ。