今回は昨年10月に行われた屋久島フォトフェスティバルの一環として、アルルフォトフェスティバルの期間中に作品を展示できることになった。
ボルドーではその準備のためのポスターや大型作品のプリントをしていた。そしてそれを車で8時間かけてアルルまで運んできた。
一年ぶりのアルル。日差しがパリやボルドーとまったく違う。まっすぐ直線的な光だ。色が濃く見える。
会場に着くとアルルの中心街、ゴッホ広場の近くの一軒家に会場が設営されていた。一階は写真プリントの展示、地下は大型作品やスライドショー などのスペースになる。
日本から送っていたプリントは無事展示されていた。バライタモノクロームが10点。こういった会場には半切くらいではサイズが小さく感じる。1メートル幅でちょうどいいくらいだ。
招待作家tとしてフランス側が4人、日本側が4人。加えてニュータレントとして昨年の屋久島フォトフェスティバルでポートフォリオレビューを受けた6人も展示されている。彼らにとってはとてもラッキーなヨーロッパデビューだ。期間中多くの関係者が見に来るのだから。
アルルフォトフェスティバル期間中にサテライトで展示できる機会などめったにあるもんじゃない。
アルルはまだ静かだ。今日最終の準備をして、月曜日からフェスティバルが始まる。