朝 燻製牡蠣とキャベツの玄米フィットチーネ
夜 阿佐ヶ谷の「スシロー」
起き抜けに今日のイベントが中止だとのメール連絡を読む。 2月はしょうがない。陽気がいいので吉祥寺まで散歩に出かけることにした。もうすっかり春のようだ。借りているライカSL2sとハッセルX1D2を両肩にぶら下げて歩く。このカメラのことを知っている人がいたら二度見するに違いない。両肩に250万円が載っているわけだ。昨日は室内だけの撮影だったので、今回は外でどう写るかを試す。何に気をつけているかといえば、青空の色。空の色を後処理で直すのは本当に難しい。同じ設定にしていても、素の色が残ってしまう。キヤノン、ニコン、ソニーでは同じ空が全く違って表現される。イエローが強かったり、マゼンダが残っていたり。その中でハッセルだけ素直な青が出る。写真集やサイトの『da・da』の写真を見て貰えばわかってもらえるはず。https://matsu-toco.com/dada/
ライカとハッセルはベンツとBMWみたいなもので、性能の差ではなく、どっちのメーカーの思想が好きかというこだと思う。とはいえライカSL2Sは使いやすい。ボディの各種ボタンの位置や動作が絶妙。ベンツのドアを閉めた時の感じだ。しかし 2台同時に使っていると、使い慣れているせいかハッセルの方がしっくりくる。
ということで、本日3月1日の火曜日、夜8時から2B Channnelライブでライカとハッセルの話をしようと思っている。タイトルは「頂上対決、最高の標準レンズはどっちだ」とかはどうだろう。
<2004年3月1日の日記から>
水炊きのお鍋。今日は寒かった。 月曜日、東京に雪が降ったらしいが小田原に行っていたのでまるで気がつかなかった。土日はワークショップと暗室開放。「どうしてワークショップをやっているんですか?」と唐突に質問されて考え込んでしまった。大変なだけならとっくにやめているだろう。土日に他の仕事ができないのも金銭的にたいへんだ。でも楽しいから続いているのは間違いない。なにが楽しいのだろう? 人がたくさん集まって写真の話しをするのは楽しい。近頃は、土日を中心に1週間が回っている気さえする。いつまで続けていけるか見当もつかない。始めるのは勢いだが、続けていくには計算がいるというのがよ~くわかった。ギャラリーもやってみたいという気持ちは段々強くなる。となると、どこかに引っ越さなくてはならないし、お金もかかる。でもなんとか実現したいと思うのだ。