映画をみたらタイ料理が食べたくなった

朝 納豆餅

昼 タイ料理店でガパオライス

夜 玄米チャーハン

新宿の映画館に東京ドキュメンタリー映画祭を見にいく。お目当ては小林紀晴初監督作品「トオイと正人」。

写真家の瀬戸正人さんはタイのウドンタニというところで生まれ、8歳までそこで暮らしていた。その後、妹と一緒に福島に移り住むようになった彼は、当初は妹とタイ語で話していたのに、1年もたつとすべて忘れて日本語になってしまう。20年後28歳になった瀬戸さんは「トオイ」と呼ばれていたあの頃を取り戻すために旅に出る。そのことを描いたのが、瀬戸さんんの自伝小説「トオイと正人」だ。その小説を読んだ小林紀晴さんは映画化することを考えた。詳しいことは2B Channelライブで話しているのでぜひ。

https://youtu.be/J4exfrk2BdI

毎週毎週、ライブをやるかどうか悩んでいる。というか、始める直前まで「今日はうまく話せるだろうか」と心配している。できるならやりたくない。やったところでお金が入るわけでもなく(せいぜい広告費として1500円くらいなもの)ライブをやると何故かチャンネル登録者も減るという謎の現象もあるからモチベーションが上がりずらい。

それでも「水曜日はライブ」と決めているので、毎週他の仕事がない限りやることにしている。これは自分で習慣にすると決めたから。何回かに一度「ああ、今日は話せている」という瞬間がある。言葉が考えずとも勝手に出てくる。こういう時は終わった後にとても気持ち良くなる。今回はそうだった。思えばワークショップをやっている時も、同じことを説明してもうまく話せる時とそうでない時があった。一人で話すライブ配信はそれが一層強くなる。よくスポーツ選手が「ゾーンに入った」という言葉を使っている。過度な集中力がでた時のことを言うらしい。僕がうまく喋れたと思うのは、その感覚の軽いものかもしれない。本当の「ゾーン」はこんなものじゃないとはおもうけど、ライブ配信していると、そういうことがおきる時がある。

<2002年12月16日の日記から>

しょうが焼きを作る。隠し味はボジョレーヌーボー

ヨドバシカメラに買出し。フィルム、印画紙あわせて13万円分の買い物。荷物が両手に食い込む。ヨドバシカメラは、カメラマンにとって魚屋さんの築地みたいなものだ。カラーの小全紙印画紙を買う。
「東京人」編集部で来年2月号の打ち合わせ。岩崎邸などの建築物を撮る予定。今年一杯でスケジュールを組む予定にするが多分来年にこぼれそう。年末ギリギリまで仕事が入ったことになる。編集部で今年度「木村伊兵衛賞」の受賞は誰になるか話題になる。毎年ノミネートされている「佐内正史」が今年も写真集をたくさん出しているし決まりだろうと大方の予想。今月号の東京人インタビューは昨年の受賞者「川内倫子」が撮っている。忙しくてスケジュールをとるのが大変だったらしい。「木村伊兵衛賞」だけが唯一、一般に認められてる写真賞のようだ。アシスタント希望者からメールが入る。読んでびっくり。