各所で40度超え 全国酷暑の夏

朝 「ヨコイの黒ソース」に玄米パスタ 

夜 ゴーヤと豚肉のチャンプル、砂肝煮、キュウリと茗荷のサラダ、玄米、豆腐と卵のスープ

 

新潟から送っていただいた玄米が美味しくて驚いた。今まで買っていたのと違う。炒め物の油と絡ませて食べるとたまらん。

どこにも出かけず、仕事もせず、PCも開かず、朝起きて金魚鉢の水を取り替えてご飯を食べてからずっとアニメ映画を見ていた。押井守「スカイ・クロラ」、神山健治「東のエデン」そして「映像研には手を出すな」の第一話。

「スカイ・クロラ」はニーチェの永遠回帰?

“生の各瞬間はもはや単に過ぎ行く現象ではなく,無限回も生起し回帰するがゆえに永遠の価値をもつものとされる。彼岸の生活などに希望を託さず,その一切の喜びや苦悩とともに現実の生を英雄的に肯定するという立場から説かれる“(コトババンクから)

夜ご飯の後にテレビで、所ジョージのファミリーヒストリーをやっていた。この番組いつ見ても面白い。調査の裏付けさの深さに、これぞドキュメンタリーって感じがする。ナレーションとインタビューの割合がいいんだよな。

 


<2014年8月11日の日記から>

 

サテ、ソトアヤム、ナシゴレン、ビンタンビール

 

手術前にライカM2を買ってしまって「この夏はこれでいく」なんて言っていたのに屋久島も小豆島もローライを持っていった。

M2では東京を撮ろうと思っていたのだが、ほとんど使っていないうちに違うものに手を出してしまった。

シグマdp2クアトロ。

初代DP以来だ。あのときは液晶は見えない、書き込みは遅い、AFは合わない、バッテリーは持たない、色は出ないと、ないないづくしで買って10日間で手放してしまった。

その後DPシリーズには近づかないようにしていたのだが、クアトロが出て心が動いた。あのエイリアンのような形はカメラに興味がない妻でさえ気に入ったようだ。

「クアトロ」とは「4」という意味。RGBのセンサーの構成が1:1:4になっているところからきている。RとGのセンサーを減らすことで、解像度は従来のまま、画像生成の計算が軽くなるんだそうだ。その分バッテリーの持ちも良くなり、書き込みも早くなる。

夜に届いてすぐに箱から出して触ってみた。右手側に大きく張り出しているグリップが握りやすい。コンパクトカメラとはとても呼べない。存在感ありあり。

電源を入れると起動が早い。AFもAPS-Cセンサーということを考えたら十分早い、液晶モニターも大きめ。初代から随分変わっている。

翌日JEPEGとRAWで撮ってPCで開いてみた。以前はRAWとJEPEGに差があり過ぎて、RAWデータからしか使えなかったが、クアトロは意外とJEPEGがきれいだ。苦手と言われてきたホワイトバランスも思いのほか正確だ。

DPシリーズを使っている人はPCモニターで等倍に拡大して、その解像感にうっとりすると聞いていたが、その気持ちがよくわかった。確かに他にはない写り方をしている。

感度はせいぜい400が限度かな。それ以上はせっかくの解像感が薄れてしまってもったいない。これは最低感度で使うべきものだと思う。PHASE-ONEのときと同じだ。

これで夏の楽しみがもうひとつできたことになる。どこか遠くに行ける仕事はないもんだろうか(笑)