月曜日は千葉の川村美術館へ。
東京駅9時55分発の直通バスがあり11時に美術館につく。常設展、企画展「言語と美術」を見るとあっという間に2時間。
数年前行ったときと常設展もかなり変わっている。いったい何点収蔵しているんだろう。あいかわらずロスコーの部屋はすごい雰囲気だった。薄塗りのレイヤーで描かれた絵は緊張と弛緩の両方を感じる。絵の端っこの重なったところばかり見ていた。まさか抽象絵画がこんなに好きになるとは思ってもいなかった。
敷地はかなり広くモネの庭園を模した池もある。散策コースの森の中で、一緒に行った友人が持ってきたウクレレを弾いた。スナフキンみたいでよかった。今度旅行するときはぼくもウクレレを持っていこう。
ウクレレは先月のルデコで「発表会」をやった。とてもライブとは言えない(笑)初めて半年、合わせるという楽しみを覚えた。
演目はベンチャーズの「ウォークドントラン」。邦題は「急がば回れ」だ。他に4曲披露。「あー、やんなっちゃった 2Bバージョン」がうけた。
今は「five foot two」を覚え始めた。歌詞を直訳すると身長158センチの彼女といいう歌。2フィート5インチは158センチだ。
気持ちがいい曲だ。ウクレレにぴったり。
美術館の帰りに、浅草橋にあるギャラリーのグループ展により、昨日はルデコのグループ展を見た。昔はグループ展より個展と思っていたが、最近はグループ展のほうが面白いと思うことが多い。
ギャラリー冬青ではパトリックタベルナをやっている。ヨーロッパでは著名な写真家で、日本人のメンタリティを感じる部分がある。いい色の写真だ。うまい写真じゃなくて欲しくなる写真。このへんの感情はなんなのだろう。
ロベルトドアノーのお孫さんが、彼の友人で写真展を見に来たそうだ。映画監督だそうで、ドアノーのドキュメンタリーも制作している。彼女は僕の写真集「demain」をとても気に入ってくれたと対応したスタッフから連絡があった。
だからというわけではないが、個人的にはブレッソンよりドアノー派。
正方形だからかな。