トマトの炊き込みごはん

10年ぶりくらいに日大芸術学部の学園祭「芸祭」に行ってきた。新しい校舎になってから校内に入ったのは初めて。

昔の面影が残っていて懐かしかった。学食は同じところにあったのでそこで位置関係が認識できた。

写真学科の展示を見て回る。全員でているのではなく、希望者が大スタジオや講義室を使って展示している。

以前はその中から「天才」を見つけるのが楽しみだったのだが、どういうわけか今年はなかなか見つからない。かならず3人はいるものなのだが。


モノクロプリントが多くて驚いた。それもデジタルプリントだけではなくて印画紙に焼いている。

海外で撮影しているものはほとんどなく、身近な友人を撮ったものが多い。今の大学生が何に興味があるか分かってそれはそれで面白い。

資料館では「真学科創立75周年記念、オリジナルプリント収蔵展」をやっている。これは芸祭終了後も12月5日までやっている。

日曜日はお休みだし土曜日も12時までしかやっていないが、これは凄いよ、見る価値あり。http://www.art.nihon-u.ac.jp/facilities/archives.html

同級生では宮嶋茂樹が出ていた。一番若くて先月冬青で展示してた萩原義弘さん。後はもう伝説のような写真家ばかり。

久しぶりに普後均「飛ぶフライパン」も見れたし、篠山紀信のヌードのモノクロは何度見てもすごい。深瀬さんの「鴉」もサイズの大きなプリントだ。

久しぶりに写真を見て興奮した。

事務所に戻るとすぐにフレースタイルに印画紙を注文。焼くぞお。