モノクロしか撮れない不自由なデジタルカメラを持って宇都宮へ行ってきた。
宇都宮は餃子で有名だが、実はジャズとバーの街でもある。世界チャンピオンのバーテンダーが3人もいたりする。
東武宇都宮駅から歩いていける範囲だけで本格的なバーが数十軒もある。駅近くに宿をとって、飲み歩くのは楽しい。
バーのカウンターによく似合うのはローライじゃなくてやっpりライカだな。
翌日は少し足を伸ばして日光へ。雨の東照宮はそれはそれでよかった。
近頃東京近郊100キロ圏内の街が気になる。来年は海外じゃなくて国内一泊旅行を増やしてみようかなと思っている。
ギャラリー冬青に写真展用のプリントを納品。並べてみたら、もう少しプリントを詰めたくなるものが出てきたが、とりあえず収めてホッとした。
ギャラリーには今開催中の作家、井本礼子さんがいた。作品の多くに赤いピンがたっていた。ヨーロッパを中心に活動して日本では数年に一度冬青で写真展を開いている。
彼女の写真集「箱庭の窓」にサインをいれてもらって、「da.gasita」と交換。この2冊はどちらみローライで撮られたモノクロ写真集。同じ時期に作られた双子みたいなものだ。
ギャラリーを出ると身も心も軽くなった気分だ。昨年からずっと写真集と写真展のことが心のどこかに潜んでいて落ち着かない日々だった。
後はもう展示するだけ。11月1日から。来週金曜日だ。