調子にのってA3対応のスキャナーをオークションで落札してしまった。エプソンのES9000Hという機種。現行機種は10000Hなので一世代前かと思ったら5年前に発売されたもののようだ。
いつも大四つ切で完成プリントを作るのでデジタルデータを要求されるとわざわざ六つ切りにプリントしなおしていた。大量に要求されると大変だ。
7月にサイトのリニュアルを考えているので画像をスキャンする必要がでてきた。
入札してから気が付いたのだがイインターファスがUSBじゃなくてSCASI対応なのだ。7000Hや8000HはUSBなのになんで?入札してから気が付いた。
2万円ちょっとで落とせたのは良かったのだが果たしてSCSIで接続できるのか?ヨドバシに行ってSCSIボードを探すがメーカー切れで在庫無し。
エプソンのサービスに電話して対応メーカーと機種を教えてもらう。しかしネットで見ると生産中止。
型番で中古品を探したら1件見つかった。900円だったので取り合えず購入。
届いたボードをパソコンにおそるおそる取り付け。手ごたえの無さが不安。接続ドライバーを入れボードを認識させ、スキャナーを繋いでみる。
グゥィーンとスキャナーが稼動。すごい一発で動いた。パソコン関係でうまくいくことは稀なのに。
ためしにスキャンしてみたら早い早い。どんどんいける。ああ、手持ちプリント全部スキャンしたい。
写真家常見藤代さんが絵本のような写真集を作った。『砂漠のサイーダさん」。http://www.fukuinkan.co.jp/magadetails.php?goods_id=20758
エジプトの砂漠にひとり生きる遊牧民のおばあさんを取材したものだ。福音館書店の「たくさんのふしぎ」というシリーズで出ている。
数年前新宿のコニカミノルタギャラリーで行った写真展で写真は見ていたが、文章と組み合わさることでサイーダさんの生き方が伝わってみた。
その本を見て漂流者が、サイーダさんが言っていることと、渡部さんが言っていることがよく似ているという。
僕も本を見てそう思った。前世はインドネシア人だと思っていたが、意外と遊牧民だったかも。