海老と烏賊のアサリ蒸し炒め。韓国豆腐。

紺野美沙子の撮影だった。40歳を越しているのできれいだ。

アシFは撮影前「紺野美沙子って誰ですか?」と聞いてきた。この年代は知らないんだ。お父さんなら知ってるはずだ。

ビジュアルアーツ が毎年行っているアワードの今年度受賞者、小野 啓「青い光」写真展を早稲田のビジュアルアーツ ギャラリーで見た。

見に行った人がよかったと言っていたので撮影帰りに寄ったのだ。昨年、一昨年とこのアワードの作品は見ている。毎年質が高いので楽しめる。

展示は高校生を撮ったストレートなポートレートだった。「青い光」というタイトルがすべてを現している。

67サイズの曖昧なフレームの中に高校生が突っ立ている。顎は細く、頬の筋肉は動く形跡を見せず、目だけが青く光っている。

なにかにすがるような目つきにも見える。いつから高校生はあんな目をするようになったのか。

「青い光」を見て20年前に見た橋口譲二の写真集「17歳」を思い出した。