ディズニーシーに行ってみた。

毎週水曜日の深夜番組で「オーラの泉」というのをやっている。 江原啓之美輪明宏国分太一がゲストを迎えるトーク番組なのだが、内容が凄い。

真面目な顔で守護霊やオーラなんて話しをしている。始めは冷ややかに見ていたのだが、江原、美輪、両氏のやりとりを見ていると、どうも打ち合わせではなく本当に見えている気がしてきた。

先週のゲスト森公美子も「見える」体質のようで、3人は大いに盛り上がっていた。

人間にはそれぞれオーラが出ていて、大きさや色が違っているらしい。訓練しだいで見えるようになるとも言っていた。

この番組を見てからオーラを信じるようになってしまった。芸能人や、アーティストを撮影する機会があるとオーラは出ていないか、その人の後をじっと見てしまう。

残念ながら見えはしないが、感じる時はある。以前から撮影が終わるとグッタリ疲れてしまう人と、なんだか気持ちよくなれる人がいることには気が付いていた。吸われる人と、与えてもらえる人だ。

与える人が良くて、吸われる人が悪いというわけではなく、エネルギーの方向性の問題だ。どちらの時も充実した撮影になる。吸われる人の代表は美輪明宏氏、与える人は「バカボンド」の漫画家井上雄彦氏だろうか。どちらも凄いオーラが出ていそうだ。

昨日、ある人を撮影した。忙しいところを時間をもらっての取材だった。忙しくて大変なのは分かるが、とにかく周囲にあたりちらす。自分のスタッフにならまだ理解できるが、編集やカメラマンの僕にもだ。

1カットにつき5枚ほど撮影して終了。作られた笑顔はどれも同じ。久々につまらない撮影だった。でも、そんなことで腹を立てると自分のオーラが汚れると思うと冷静になれる。

僕にオーラが見えたら、その人のオーラはどんな色に見えていたのか興味がある。