しょうが焼き、里芋の煮物

27日で仕事納めのはずが、最後にアサヒビール社長の撮影が入った。

浅草の「泡ビル」の20階にビアラウンジがあってそこからの眺めは素晴らしい。

最後の撮影だからということもあってフィルムを使った。ペンタックス645に75ミリ、フジプロ400のネガカラー。いい音がする。

来年はもっとフィルムを使おうと思う。今年デジタルをたくさん使ったことでフィルムの良さが見えてきた。

事務所に戻ると部屋を軽く片付けて新年にそなえる。買い物に行ったアシFに江原啓之編集の雑誌「ANOYO」を買ってきてもらった。凄いタイトルだ。新潮45の別冊となっている。てんこ盛りの内容。まだパラパラとしか見ていないが面白そう。

11月に発売した「1日の始まりに開く本」は2ヶ月で6刷になった。今まで自分がかかわった本の中で一番の売り上げになる。来年続編もありそうだ。

漂流者ができたばかりのエイトバイテンカメラを持ってきた。できたばかり、というのはナガオカカメラに発注していたのだ。

大きいわりに軽い。レールを2段にしてワイドレンズを使うのにちょうどいい具合になっている。

部屋の窓から向かいのビルを見たらちょうどスリット状に金色に光っていた。

肉眼で見るよりピントグラスに映る逆さまの画像のほうがずっときれいだ。