グループ展終了

始まったと思ったら、あっというまに終わってしまった気がする。

参加者は、会社にいても会場が気になって仕事が手につかなかったようだ。僕も気になって結局毎日顔を出した。

最終日、写真家のハービー山口さんが来てくれた。ワークショップの参加者にもハービーさんのファンが多い。グループ展の案内を直接本人に渡していたのだ。

でも、まさか来てくれるとは思っていなかった。ハービーさんが会場に姿を現した瞬間、全員驚いてその場で飛び上がった。椅子に座っていたものは、まるでピョン、という音が聞こえた気がする。皆どうしていいのか分からず、ソワソワと浮かれていた。

「丁寧に撮ってるね。モノクロプリントもしっかり黒がしまっていて気持ちがいい。カラーもいいのがたくさんあるね」と1枚1枚丹念に見てもらえた。

どれか気になった写真はありますか?との問いに、数点の写真をあげてくれた。名指しされた参加者にとっては、格別の思い出になったことだろう。

5時半を過ぎたあたりで撤収を始める。30分ほどであっという間に片付いた。6時過ぎ、ガランとなった会場を後にする。

あわただしく、楽しい1週間だった。