会場向かいのホーカーズでオムライス。お勧め。

土曜日は久しぶりにワークショップをお休みしてヨコハマフォトフェスティマルに出かけた。今日日曜日までやっているのだが、どうしても土曜日に行われる日本で初の本格的ポートフォリオレビューを見ておきたかった。

会場が横浜になると最初聞いた時にはアクセスの問題で東京のほうがいいんじゃないかと思っていたが、いざ会場の横浜赤レンガ倉庫に来てみると、意外と東京から近いし、なにより観光地ということもあって「浮かれた」気分になれた。フェスティバルと銘打つ以上、浮かれた感じというのはとても重要な要素だ。

倉庫2回のイベント会場を使い、ブースごとにスライドショーやトークショーが行われている。そして中央の会場には机が並べられ50人の写真家がその前でお店を開いていた。

13時からレビューがスタート。参加者の緊張がビリビリ伝わってくる。その場にいた僕まで緊張してきた。人に写真を見てもらうのは緊張を通り越して時に怖いとすら感じることもある。しかもそれが現在の日本の写真界を動かしている人たちに見られるのだ。

レビュワーに混じり僕ら一般客も入っている。参加者は首から下げられたカードでレビュワーかどうかを判断するしかない。レビュワーは全員の写真を見てくれるわけではなくて、机の上に並んでいる写真を見て気に入ったら話をするというオープンレビュー方式になっている。気にとまらなければスルーされてしまう。参加者は最低一人の話を聞けるリクエストを出すことができる。誰に見てもらうかはかなり重要なことになる。

個人的に見てみたい作品はたくさんあったが、邪魔をしては申し訳ないので会場をずっと歩き回っていた。奥の会場では途切れなくトークショーをやっているのでそれを聞いてはレビュー会場に戻り、また話を聞きにいってを繰り返した。

会場にはレビュワーを含め写真関係者がたくさん訪れている。フェスティバルの面白さのひとつが、めったに会えない人に会える楽しみがある。普段ならアポイントを取るのが不可能な人も会場で捕まえることが可能だ。

会場に5時間もいたがまったくあきなかった。間違いなく今回のフェスティバルの目玉はポートフォリオレビューだと思う。レビュー参加者は午後1時から7時まで立ちっぱなし、説明しっぱなしで大変だったろうが、見るほうからすればかなり面白かった。

今日もやっています。天気もしいし、午後からでも間に合うはず。