妻と娘がインフルエンザでダウン。結局3人ともやられてしまった。医者に聞いたら僕にはうつらないということで一安心。看病する立場になってしまった。
米沢のネガをベタにして、30枚ほどラフプリント。この作業をワークプリントという。20枚ほどにセレクトして並べてみる。
時系列に並べると収まりはいいのだが、ちょっとうっとうしい。時系列を無視してバラバラに組むと今度はしっくりこない。
思い切って12枚ほどに絞りこんでみた。カッコいい写真ははずしてしまう。カッコいい写真は収まりが良すぎるのだ。流れを重視することにする。
このセレクトする作業が作品を作っていて一番楽しい。撮影より好きなくらいだ。思い切って捨てたことによって流れがよくなった。寒い思いをして撮ったかいがあったというものだ。
そういえば暗室の引き伸ばし機がまた1台増えた。今度はイルフォード社製の散光式マルチコントラストペーパー対応機だ。
カメラを6台持っているのはめずらしくないだろうが引き伸ばし機を6台、引き伸ばしレンズを12本持っている個人のカメラマンははめったにいないだろう。
しかし、なんの自慢にもならんな。