先週あった「デイズフォトギャラリー」のワークショップ第2回目の講師は、ハービー山口だった。写真集や著作も持っているファンのためとても楽しみにしていた。
第一印象は「エッこの人がハービー山口なの?」ハービーという名前や写真からなんとなく細身で言葉数少なく、神経質そうな人を想像していたのだ。本人はとにかくよく喋る。世間話からはじまって、病弱な少年時代、ハービーの名前の由来、ロンドン時代の体験から写真を撮り続ける理由まで。僕の好きな「それがパンクなんだ!」の話しもあった。
あまりの語り口の面白さにメモを取ることさえ忘れてしまう。そして極めつけはスライドショー。山崎まさよしのCDに合わせて「代官山17番地」が流れる。写真集で知っているくせにジーンときた。感動した。スライドショーいいかも、と思ってしまう。パソコンのスライドシューではなくてガチャがチャとアナログなスライドショー。
写真の合評会ではハービー山口に褒められちゃった。持っていった写真は元アシWの結婚式を撮ったもの。このワークショップはゲスト講師が受講者の写真を講評してくれる。毎回新作を作るのは大変だがこんなチャンスはめったにない。
会が終わってからも話しはとまらない。外に出て彼がバイクにまたがるまで続いた。とってもエキサイティングな一夜だったのだ。
月曜日、「旅するカメラ2」の最終入稿及び色校チェック。今回はオールカラー。50ページの写真ギャラリー付き。それでも定価、税込み680円!お安くなってます。
7月9日、全国一斉発売です。