クズ野菜をポトフに。明太子のペンネ。

毎日毎日天気がいい。もったいないのでシノゴをかついで六本木ヒルズを撮りに行った。「TOKYO」シリーズでまだ撮っていない場所なのだ。

「TOKYO」シリーズは、去年の今頃燃え上がっていたのだが、その後なんにもしていない状態が続いている。2冊作ったダミー写真集のうち1冊はワークショップの教材として有効活用できてはいるが、もう1冊、NYに送られた分はなんの進展もない。

もう少し撮り足して、写真集にだけこだわらず、写真展も視野に入れて今年中には決着をつけたいと思う。

六本木ヒルズは撮りづらい。なんにもないところから、にょっきりと建っている。敷地内で三脚を据えて撮ると警備員が飛んでくるし、かといって離れるとあの異様さが出ない。

青山墓地からも見たがへんに狙いすぎの絵になってしまう。都庁もそうだが、にょっきり系は難しい。外からはあきらめて展望台へ登ろうとしたら、係員に三脚は置いていけと言われた。三脚がなくても手持ちでいいか(シノゴだけど)とロッカーに預けようとしたら「バックもだ」と追い討ちをかけられる。

その時点で負けなので引き返す。でも係員の態度は全然無礼な感じではなかった。まあしょうがないかと言う感じ、

その後テレビ朝日側やヴィトン側から見たがうまく納まらない。せっかく来たので1枚撮ったがおそらくボツ。65ミリスーパーアンギュロンのレリーズ受け口を壊してしまった。痛い。

帰りがけ都庁も見るが、夕方は逆光になってビルがシルエットになっていた。イメージに合わず。

絶好の天気なのに何も撮れず。ああ、もったいない、もったいない。