ひざが痛い。
なんでだろと思っていたら妻が「太ったんじゃないの」と一言。
で、おそるおそる半年ぶりに体重を計ったら69.5キロ、体脂肪19.5パーセント。
「オーマイガー!」
好きなものを好きなだけ食べた結果、昨年夏より5キロの増加。5キロの米袋って相当重いぞ。それが腰まわりにまとまりついているわけだから、ひざが痛くなるわけだ。
ことは急を要す。6月のモンゴル行きまで体が動くようにしておかないと。
氷雨が降る金曜日、写真展を見て回った。まずは銀座キヤノンギャラリーで大和田良写真展「Log」。内容は写真集『prism』(青幻舎)からのものを中心に新作が追加されている。今月発売のデジタルフォト最終号の表紙にもなっている。現在もっとも注目を浴びている若手作家だ。
彼の写真集『prism』は現赤々舎の姫野さんの手がけた青幻舎最後のものだと聞いた購入した『prism』にサインをいれてもらう。
その後新宿コニカミノルタで高木こずえ木村伊兵衛賞受賞展。http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2010april/gallery_c_100415.html
新宿から恵比寿に行って東京都写真美術館でジャン・ルー・シーフ展。
恵比寿から水道橋アップフィールドギャラリーへ。飯塚達央写真展「白い夜」。http://www.photoseason.net/
雨の金曜日にもかかわらずトークショーにはたくさんの人が集まっていた。土曜日は会場が埋まるほどだったようだ。
彼は北海道をベースにして活動し、それが近頃色々なところで認められるようになってきた。地方で活動している若き写真家の希望の星のような存在になってきている気がする。
展示は「白い夜」というタイトルが彼の中に生まれたのが全てだと思う。昨年見せてもらったときに感じたセレクトの違和感が「白い夜」という言葉によって再構成され生まれ変わっていた。
冬の夜道を照らす商店の明かりは、雪国に育った自分にとっては懐かしさをともなう。しんとした町に雪を踏む自分の足音だけがギュッギュッと響くのだ。
会場にはポートフォリオもあり、彼の撮ったブライダルのポートレートもあった、彼に結婚式を撮ってもらうのは幸せなことだな。
ブライダルのカメラマンはとても大変だ。でも彼の写真を見ていると、いい仕事だと思えてしまう。