風呂上りに「ガリガリ君」

今日も料理の撮影。90年の歴史がある老舗洋食屋と、予約を取るのがほぼ不可能と言われるレストラン。ともに豚肉料理を出してもらう。

洋食屋はオムライスとポークソテー。デミグラスソースが脳天に来る。まさに日本人好みの味。シェフがソースに一口ご飯を乗せてくれる。口福!洋食は日本の文化だと思う。これまで4件撮影したがここが一番。

参宮橋の某有名レストラン。予約を取るのは難しいので、もし行きたいのなら当日のキャンセル待ちを狙うのがいいらしい。スモークされたイベリア豚の骨付きソテー。信じられないような香り。骨を持ってむしゃぶりつく。前言を翻してここが一番!

食べに行っているわけではなく仕事は撮影。しかし撮影後「熱いうちに是非食べていってください」と勧められては断るわけにもいかない。どこもおいしいのだが、取材が進むにつれだんだん辛くなっていく。「毎日おいしいものを食べることができていい仕事」だと思われるかもしれないが、お腹いっぱいのところに食べるのは拷問に近い。小食のアシTはこの撮影がつらそうだ。結構大食いの僕ですら仕事が終わる頃にはお腹がはちきれそうになる。

料理専門のカメラマンというのは毎日こうなのだろうか?だとしたら恐るべき胃袋の持ち主でなければつとまらないはずだ。

この頃は、料理、人物、建築、車、ブツと日替わりで仕事をしているので飽きなくていい。でも専門を持つほうが儲かるんだけどね。