日曜日と月曜日はギャラリーおやすみです。

ワークショップを終えて、5時にギャラリー入り。大ガラス越しにお客さんが数名見えた。

すでに赤ピンが3本増えていた。買っていただいた方に会えなくて残念。ありがとうございました。

展示の、マット部分にサインが入っているものと入っていないものがあるのはなぜ?と聞かれることが多いので。

あれは最初1枚の写真のマットに万年筆でサインとタイトルと場所を英文字で書き込んでいたら、買い上げてくれた方が「自分が買ったものにも入れて欲しい」とリクエストがあったのでその場で書き込んだ。

そしたら次々と自分が買ったものにも入れて欲しいということで徐々に増えていった。エディション1はマット付きで、プリントも展示しているそのものを販売している。

これまで自分がプリントを買った時に、サインのほかに何かしら直筆の書き込みがあると嬉しかった。暗室ワークの絞りとか秒数とか焼き込みのタイミングとか。そこにリアルさを感じていたのだ。

だから下手くそな字でも何か書いてみようかなと思ったのだ。

遠方からわざわざ来てくれたかたが船が写っている1枚買ってくれた。「いたずら書きいれますか?」と尋ねたら笑って「是非」ということだったので、パーカーの万年筆を取り出しマットに書き込みを入れた。青いインクがきれいだ。

赤いピンは2日間で16本まで増えた。写真集の姿がかなりはっきり見えてきた。