冬の青空になった

土曜日のワークショップはポートレートの日だったのだが、あいにくの雨。集合した時に参加者はがっかりしていたが、実はあのどんよりといた天気はモノクロポートレートにうってつけなのだ。

そう説明しても半信半疑な彼らにデジタルカメラのモノクロモードで撮って再生してみせると、美しいトーンのモノクロが浮かび上がった。

どんな場所にでも「おいしい光」は存在するものなのだ。そこがどこかをひとつひとつ自分のものにしていく。

暗室は日曜日に人手を集めて機材を運び込み、すっかりできあがる予定でいた。ところが大型カラー現像機CP51の置き所に困り遅々として進まない。

CP51がなければすっきりとした「大人の暗室」なのに…元置いてあった場所は新しい塩ビの流しがせり出していて通り抜けるスペースを十分取れない。

引き伸ばし機の位置も流しのせいで場所を移動せねばならず、なんだか窮屈になったきがしないでもない。

それでもCP51以外はなんとか押し込んで一応の形にはなった。後は流しの配管という問題がある。CPもなんとかしなければならない。土曜日にはワークショップでどうしても使わねばならない。仕事もある。

いい感じで煮詰まってきた。