横木 安良夫 写真展

横木 安良夫 写真展 『Teach Your Children』のパーティが13日にあった。
http://www.alao.co.jp/002006teacyourchildren/TYC2006.html

ギャラリー所狭しと貼り付けられた写真、写真、写真。横木さんが70年代、学生からアシスタントの時に撮った、まだ何者のでもない時代の写真だ。

見ていて不思議に思ったことがある。どうして当時の横木さんの写真はこんなに「バタくさい」のだろうか?古き日本というよりアメリカを感じてしまう。横にいた赤城耕一がつぶやいた「ロバートフランクだよねえ」

ああ、なるほどロバートフランクかあ。横木さんにロバートフランクは好きかと聞いてみた。「あったりまえじゃないか。写真を始めた頃に一番好きだったのはフランク。それと高梨豊だよ。でも天才だとと思ったのは篠山紀信

横木さんのルーツがちょっと分かったような気がした。今回の展示は全てエプソンのプリンターで出力されている。ちなみにA1ノビのプリントは僕の事務所で出力した。銀塩プリントと、印刷物の中間に値するものだと横木さんは言っている。プリント価格も非常に安く抑えれている。写真展期間中は、特製額入り、税別¥18,000(10PTINTS限定)となっている。

1枚欲しいなと見ていると、数百内のプリントの中で1枚だけ70年当時のヴィンテージプリントがあった。雨に濡れた車の写真だ。ネガを紛失してしまい、もうプリントすることはできないらしい。そう言われると俄然魅力的に見えてくる。やはり物として欲しいのはその1枚だなあ。でも当然非売品。

後半はお酒が入ってちゃんと見るkとができなかった。会期が長いからもう一度見に行ってこようと思っている