世田谷美術館でやっている「ウナセラ・ディ・トーキョー」を見に行く。http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html
荒木経惟、桑原甲子雄、高梨豊、濱谷浩、平嶋彰彦、宮本隆司、師岡宏次の7人の写真家による展示だ。驚いたのは、全ての作品が世田谷美術館所蔵の物で、総展示数800点を数える。
荒木、桑原の作品数が際立って多い。荒木の「東京は秋」と桑原の戦前の写真がいい。カラーより情報量で劣るモノクロのほうが東京を感じさせる。
近頃ほったらかしになっている「TOKYO LANDSCAPE」をなんとかしないとな。
市民ギャラリーでは写真のグループ展をやっていた。知り合いが参加しているのでのぞいてみたら、とんでもなく広くて立派なスペースで驚いた。展示のしがいがある場所だ。
お決まりの額装マットだけはなくピンナップからコラージュまで多彩な展示になっている。この場所でしか成立しないことをやっていた。
作品も「写真」のカテゴリーから「現代芸術」のカテゴリーまで踏みいっている。
美術館の付近をピンホールカメラで撮る。慣れてきたらポジフィルムでもちゃんと写るようになってきた。モンゴルに行くまでテストを繰り返すつもり。
次回文庫の打ち合わせで出版社へ。世田谷美術館から歩いて行けるところにある。編集長と2つのパターンのどっちにするか悩む。一度原稿をまとめてもらって考えることにした。出版は9月は無理そうで早くても11月になりそう。