最後も赤門前の一番餃子でナスの揚げ物

昨年7月から通っていた現代アート講座の最終プレゼンテーションが終了。

2日間の発表会の後、シドニー行きをかけた優秀プレゼン賞2名が決まった。発表の際は会場に緊張感が漂っていた。

残念ながら選からはもれたが、最後までその場の中にいることができたのはとても幸せだった。56歳の挑戦は、これでひとまず終了。

半年間ずっと現代アートと社会の関わりあいを考えてきた。講座に出て展覧会を見てレポートをまとめて。たまに皆んなと飲みに行ってちょっとした連帯感が生まれて。最後に賞を取ったひとを素直に祝福できる。

これってなんかに似てるなあと思ったら2Bのグループ展そのものだった。やっぱり半年間作品作りをして、搬入ギリギリまでジタバタして展示。苦労があるからパーティでは笑顔と開放感にあふれている。

現代アートは結果ではなくプロセスにより重要性がある」というが、まさにそれ。何ができたかより、何を作ろうとしたのか。それを考え続けることを2Bでは求めてきた。

いつもはオーガナイザーだが、今回はプレーヤーだった。参加する大変さも楽しさもあらためて知ることができた。やっぱりプレーヤーはいい。

家に帰ると妻が、発表会に出た子供に言うように「今日は楽しかった?」と聞いてきた。

そんな顔をしていたんだろうな。

「ああ、すっごく楽しかったよ」