土鍋で作る蒸し野菜にはまる。

ワークショップ2Bのグループ展は無事に終了。本当にもう、無事に終わってよかった。来ていただいた皆さんありがとうございました。

土曜日のパーティは毎度毎度、会場がいっぱいになる。飲んで食べて写真の話を延々として。写真は一人でやるものだけど、それを分かち合える場所があるのはいい。

一夜明けた月曜日、今日は個人としてギャラリー冬青のポートフォリオレビューに参加した。

何度やっても、どこでやっても写真を見せるのは緊張する。背中の下の方が張るように痛む。

レビューではバス教授とプリントサイズをどうするか、オリジナルプリントの意味合いは何か、どのように展示をすべきか、僕の写真を前に色々な話をすることができた。

いやあ、楽しい。緊張はすれど頭は全開、30分の持ち時間いっぱい話ができた。この感覚はレビューならではだ。

今回は他の写真家のレビューも横で見ることができた。それぞれの作品説明を聞きながら作品を見られる。レビュー後も居酒屋からコーヒーショップへと場所を移し写真の話は続く。終わる頃には参加者同士何か不思議な連帯感のようなものが芽生える。いい一日だった。今までの疲れとか全部なくなって体が軽くなった気分だ

実はグループ展の最中に誕生日を迎えた。54歳になった。20歳の頃に考えていた54歳はもっと大人でちゃんとしたイメージだったが、実際はあの頃と考え方はそんなに変わっていないもんだ。

誕生日前に今年3度目の個展が決まった。

渡部さとる写真展「traverse」
エプサイトギャラリー新宿
2015年 6月19日(金)〜7月9日(木)
10:30-18:00 日曜日休館 最終日は15:00まで

2007年に出版した"traverse"を軸に1990年から2015年までの写真を展示する。インクジェットプリントの特性を生かし、サイズを変えながら25年間あちこちをウロウロ(traxetse)した写真を3週間に渡り展示します。