来月19日から始まる新宿エプサイト"traverse"展のDMが届いた。いい感じだ。
話をもらったときに何をやろうか色々考えたのだが、「せっかくの機会だから」1990年から2015年までのものを抜粋して構成しようと決めた。2007年に出した写真集"traverse"がベースになっている。
会場の平面図からおおよそのサイズと枚数を決め、実際に床に置いてレイアウトを決めていった。今週は展示を担当してくれるフレームマンとの打ち合わせがあった。
23年前に初めて写真展をやったときから重要な展示ではお世話になってきた。先代の那須田会長は写真家で知らぬものはいないというくらいの方で、写真関係者をほとんど知らない妻すら会長のファンだったくらいだ。
1枚1枚プリントを取り出して余白をどうするか、裏打ちの材質はどうするかを決めていく。総展示枚数を改めて数えたら「111枚」だった。これはエプサイトでもっとも多い枚数だそうだ。仕切りボードも出すし、通路側にも展示する。
20枚ほどプリントサイズを変えることになり来週までの宿題となった。あとはエプサイトのプライベートラボで入り口に展示するための巨大サイズのプリントをすれば完成となる。
どんな展示になるのか始まってみないと分からない。なにせ1人グループ展だから。