ルデコ期間中は一回だけラーメンを食べる。

良い天気。

ワークショップ2Bグループ展の二日目午後。お客さんも少なくて静かだ。

今回も展示が終わるまで心配だ。初日の朝に来たら展示物がはがれていたりして気が抜けない。

昨日は口開けと同時に冬青社の高橋社長とオランダのバス教授が見にきてくれた。昨年もちょうど同じ時期に来日していてグループ展を見にきてくれたので2回目になる。

昨年は2Bだけのポートフォリオレビューもやってもらったのだが、それぞれの写真のことを実に細かく記憶している。僕も一度見た写真は覚えているほうだが彼はステートメントまで覚えていて驚いた。

昨年冬青でポートフォリオレビューを行っていて、その中から数人がオランダブレダフォトフェスティバルに参加することができた。今年も来年のフェスティバルのための資料集めとしてポートフォリオレビューが行われることになっている。今年は僕も見てもらうことになっている。

また来日記念の講演も4月5日に冬青であり(予約は定員になったそうです。キャンセル待ち受付中)僕がその相手役を務めることになった。その打ち合わせを昨日やってトークショーのアウトラインを決めた。これは僕がいつも疑問に感じていることだ。

①オランダと日本の写真の違い
「考える写真と感じる写真」

②それは何によってもたらされたのか
「歴史的背景、宗教観、写真(美術)をとりまく環境」

③言葉と写真
ステートメントの重要性」

④オランダの教育システム
「大学、大学院、デビュー」

英語での打ち合わせは2時間以上になり、頭から湯気が出そうだった。昨年も彼と話しているが、格段に言っていることを理解できたように思えた。思っただけかもしれないが(笑)

そういえばしばらく止めていた英語の勉強を再開したのも昨年バスさんが来るということがきっかけだった。写真にまつわるいろんな話を聞きたいのだ。




そろそろギャラリーに人がやっくる時間だ。日が落ちてきて階段踊り場の僕の指定席も段々寒くなってきた。